iPhone 15はeSIMに対応している?まず結論から
iPhone 15シリーズ(iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max)はすべてeSIMに対応しています。日本向けモデルはnanoSIMスロット1つとeSIMの組み合わせで、eSIMは最大8枚まで端末に保存でき、そのうち同時に2回線まで有効化できます。つまり「物理SIM(日本のキャリア)+eSIM(海外データ通信)」という使い方が1台のiPhoneで完結します。
なお、2023年に発売されたiPhone 15シリーズから、Apple公式の仕様ページによれば、日本モデルはnano-SIM+eSIMのデュアルSIM構成を採用しています(米国版は物理SIMスロットなしのeSIMのみ)。
注目の数字: GSMA(2025年)の調査では、eSIM対応デバイスの世界出荷台数は2024年に30億台を超え、スマートフォン市場全体の過半数がeSIM対応になったと報告されています。
iPhone 15のeSIM仕様を詳しく確認
iPhone 15の4モデルすべてがeSIMをサポートしており、対応する通信規格や同時利用できる回線数など、実際に使う前に押さえておきたいポイントがあります。
| 項目 | 仕様(日本モデル) |
|---|---|
| 物理SIMスロット | nano-SIM × 1 |
| eSIM保存可能枚数 | 最大8枚 |
| 同時利用可能回線数 | 2回線(物理SIM+eSIM、またはeSIM+eSIM) |
| 対応通信規格 | 5G(Sub-6GHz)、4G LTE、3G |
| iOS要件(eSIM利用) | iOS 16以降(最新版推奨) |
iOSは常に最新版へアップデートしておくのがおすすめです。2026年現在、iOS 18系が提供されており、eSIM管理画面がさらに使いやすくなっています。
eSIMを使うメリットは何?
eSIMを使う最大のメリットは、物理SIMカードを差し替えずに複数の回線を管理できる点です。特に海外旅行では「日本の番号を維持したまま、現地のデータ通信を安く使う」という使い方が非常に便利で、空港でSIMカードを探す手間もなくなります。
具体的なメリットをまとめると:
- 日本の番号を維持: LINEや銀行の二段階認証SMSを受信し続けられる
- 即時開通: QRコードをスキャンするだけで数分で開通(物理SIMの到着を待たなくていい)
- 紛失・盗難リスクなし: 物理カードがないため、旅先でSIMを落とす心配がない
- 複数プランを保存: 行き先ごとのeSIMを事前に端末へ保存しておける
- コスト削減: キャリアの高額ローミングと比べると大幅に節約できるケースが多い
iPhone 15でeSIMを設定する方法(ステップバイステップ)
eSIMの設定方法は大きく「QRコードを使う方法」と「アクティベーションコードを手入力する方法」の2種類があります。タビシムを含む多くのeSIMサービスはQRコード方式を採用しているので、以下の手順で進めてください。
詳しい設定手順はeSIM設定ガイド(全機種対応)にも記載していますが、ここではiPhone 15に特化して解説します。
Step 1: 事前確認(設定前に必ずチェック)
- iPhoneのSIMロック解除: キャリアによってはSIMロックがかかっている場合があります。「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」で「SIMロックなし」と表示されていればOKです。2021年10月以降に購入した端末は法令によりSIMロックなしが義務化されていますが、念のため確認を。
- Wi-Fi接続: eSIMのダウンロードにはインターネット接続が必要です(モバイルデータ通信でも可)。
- iOSを最新版に更新: 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認。
Step 2: QRコードでeSIMを追加する
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」をタップ
- 「QRコードを使用」を選択
- eSIMプロバイダーから届いたQRコードをカメラで読み取る
- 「モバイル通信プランを追加」をタップして確認
- eSIMのダウンロードが完了するまで待つ(通常30秒〜2分)
Step 3: 回線の設定を確認する
eSIMの追加が完了したら、どの回線をどの用途に使うか設定します。
- デフォルトの音声通話回線: 日本の物理SIMのまま維持する
- デフォルトのモバイルデータ通信: 海外旅行中はeSIMに切り替える
- iMessageとFaceTime: 日本の番号を使い続ける設定を推奨
「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で、海外滞在中は追加したeSIMを選択してください。
Step 4: 現地で接続を確認する
現地に到着したら、eSIMが自動的に接続されるか確認します。多くのeSIMは「自動ネットワーク選択」に対応しており、現地の主要ネットワークに自動で接続されます。接続できない場合は「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「自動的に選択」をオンにしてみてください。
アクティベーションコードで手動設定する方法は?
QRコードが読み取れない場合や、スクリーンショットからQRコードを読み込む場合は、アクティベーションコードを手入力する方法が使えます。
- 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」
- 「詳細情報を手動で入力」をタップ
- eSIMプロバイダーから送られてきたSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力
- 「次へ」をタップして完了
また、別のiPhoneからeSIMを転送する機能(iOS 16以降)もあります。機種変更時に便利な機能ですが、海外旅行用eSIMの場合は通常QRコード方式を使います。
eSIMが使えない・設定できないときのトラブルシューティング
eSIMの設定でつまずくポイントはいくつかパターンがあります。以下を順番に確認してみてください。
「eSIMを追加」の項目が表示されない
- SIMロックがかかっている可能性があります。キャリアに問い合わせてSIMロック解除の手続きを行ってください。
- iOSが古い場合はアップデートを試みてください。
QRコードを読み取れない
- QRコードが印刷されている場合は、別のデバイスでQRコードを表示して読み取る方法が有効です。
- タビシムの場合はアクティベーションコードも提供されるので、手動入力でも対応できます。
eSIMをダウンロードできない
- Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が安定しているか確認してください。
- 一度iPhoneを再起動してから再試行すると解決するケースがあります。
現地で接続できない
- 「設定」→「モバイル通信」で追加したeSIMが「オン」になっているか確認。
- 「通信のオプション」→「ネットワークを選択」で手動接続を試みてください。
- eSIMの有効期限や残データ容量を確認してください。
iPhone 15のeSIM、日本の主要キャリアとの互換性は?
iPhone 15は日本の主要キャリアのeSIMにすべて対応しています。各キャリアのeSIM提供状況を確認しておきましょう。
| キャリア | eSIM対応 | 手続き方法 | 備考 |
|---|---|---|---|
| NTTドコモ | ○ | My docomo / ドコモショップ | 即日発行可 |
| au | ○ | My au / auショップ | 即日発行可 |
| ソフトバンク | ○ | My SoftBank / SoftBankショップ | 即日発行可 |
| 楽天モバイル | ○ | Rakuten Link アプリ / Web | 最短即日 |
| ahamo | ○ | ahamoアプリ / Web | オンラインのみ |
| povo 2.0 | ○ | povoアプリ | オンラインのみ |
| LINEMO | ○ | Web | オンラインのみ |
海外旅行用eSIMは、上記の日本キャリアeSIMとは別に追加できます。iPhone 15は最大8枚のeSIMを保存できるので、「ドコモeSIM+タビシム海外eSIM」という組み合わせが可能です。
海外旅行でiPhone 15のeSIMを使うとき、キャリアローミングとどっちがお得?
結論から言うと、多くのケースで海外eSIMの方が大幅に安くなります。ただし旅行期間や目的地によって最適な選択肢は変わるので、主要な選択肢を比較してみましょう。
主要な選択肢の料金比較(2026年時点)
| 方法 | 費用の目安 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ドコモ海外ローミング(24時間定額) | 約980円/日 | 設定不要、日本の番号そのまま | 7日で約6,860円、対象国限定 |
| au 世界データ定額 | 約980円/日 | 設定不要 | 7日で約6,860円、速度制限あり |
| ソフトバンク 海外パケットし放題 | 最大2,980円/日 | 設定不要 | 高額になりやすい |
| ahamo(海外データ通信) | 月額2,970円に含む | 追加料金なし、20GB | 15日超で速度制限、ahamo契約必須 |
| タビシム海外eSIM | 目的地・容量により異なる | 安価、日本語サポート | 要事前設定 |
| WiFiルーターレンタル | 約300〜1,500円/日+送料 | 複数台で共有可 | 充電が必要、返却の手間 |
※料金は2026年8月時点の参考値です。最新の料金は各キャリア公式サイトでご確認ください。
ahamoユーザーへの補足: ahamoの海外データ通信は追加料金なしで20GBまで使えるのが魅力です。ただし、15日を超える旅行では速度制限(最大128kbps)がかかります。また、ahamo以外のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク等)を使っている方にはそもそも選択肢になりません。
海外eSIMとキャリアローミングの詳しい比較はeSIMと海外ローミングの徹底比較で解説しています。
タビシムのeSIMはiPhone 15で使える?
タビシムのeSIMはiPhone 15シリーズすべてに対応しています。QRコードをスキャンするだけで設定でき、日本語のサポートと円決済で手続きが完結します。
タビシムの特徴:
- 200以上の国と地域に対応(対応エリア一覧を確認)
- データ専用プラン(通話・SMSは非対応、LINEやWhatsAppなどのメッセンジャーは使用可)
- QRコードで即時アクティベーション
- 日本語カスタマーサポート
- 円決済(¥表示で分かりやすい)
- 月額料金なし、契約縛りなし
たとえばアメリカ旅行用eSIMやヨーロッパ旅行用eSIMなど、目的地に合わせたプランを事前に購入してiPhoneに保存しておけば、現地到着後すぐにネットが使えます。
iPhone 15以外のiPhoneはeSIM対応?
iPhone 15シリーズ以外のiPhoneのeSIM対応状況も確認しておきましょう。eSIM機能はiPhone XS(2018年)以降のモデルで利用可能です。
| モデル | eSIM対応 | 物理SIM | 備考 |
|---|---|---|---|
| iPhone 16シリーズ(2024〜) | ○ | nano-SIM(日本版) | 最新モデル |
| iPhone 15シリーズ(2023〜) | ○ | nano-SIM(日本版) | 本記事のメイン |
| iPhone 14シリーズ(2022〜) | ○ | nano-SIM(日本版)/ eSIMのみ(米国版) | |
| iPhone 13シリーズ(2021〜) | ○ | nano-SIM | |
| iPhone 12シリーズ(2020〜) | ○ | nano-SIM | |
| iPhone SE(第3世代、2022〜) | ○ | nano-SIM | |
| iPhone XS / XR(2018〜) | ○ | nano-SIM | 最古のeSIM対応モデル |
| iPhone X以前 | ✗ | nano-SIM | eSIM非対応 |
eSIM対応機種の詳細はeSIM対応機種一覧でも確認できます。
eSIMを削除・再インストールするには?
eSIMをiPhoneから削除する手順も覚えておくと便利です。特に旅行後に使い終わったeSIMを整理したい場合に役立ちます。
eSIMを削除する方法:
- 「設定」→「モバイル通信」
- 削除したいeSIMプランをタップ
- 「モバイル通信プランを削除」をタップ
- 確認画面で「モバイル通信プランを削除」を選択
注意: 一度削除したeSIMは、プロバイダーが再発行に対応していない限り再インストールできません。タビシムのeSIMは削除前に必ずデータ残量と有効期限を確認してください。
eSIMとは何か、もう少し詳しく知りたい方へ
eSIMとは「Embedded SIM(組み込み型SIM)」の略で、端末に内蔵されたSIMチップです。物理的なSIMカードとは異なり、通信プロバイダーのプロファイルをダウンロードして書き換えられるのが特徴です。
eSIMとは?基礎から分かる完全ガイドでは、eSIMの仕組みや物理SIMとの違いを詳しく解説しています。海外旅行でどのくらいのデータ容量が必要かを知りたい方はeSIMデータ容量の目安も参考にしてください。
FAQ
iPhone 15はSIMロック解除しないとeSIMを使えない?
日本で販売されたiPhone 15は、2021年10月以降の総務省の指針によりSIMロックなしで販売されています。ただし、それ以前に購入した端末や、中古で入手した端末はSIMロックがかかっている場合があります。「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」で「SIMロックなし」と表示されていれば問題ありません。
iPhone 15のeSIMは何枚まで保存できる?
iPhone 15シリーズは最大8枚のeSIMプロファイルを端末に保存できます。ただし、同時に有効化(使用)できるのは2回線まで(物理SIM+eSIM、またはeSIM+eSIM)です。旅行先ごとのeSIMを事前にダウンロードしておき、必要なときに切り替えて使うことができます。
海外でeSIMをダウンロード・設定することはできる?
技術的には可能ですが、eSIMのダウンロードにはインターネット接続が必要なため、現地到着後にWi-Fiがない状態では設定できません。出発前に日本でeSIMをダウンロードしておくことを強くおすすめします。タビシムのeSIMは購入後すぐにQRコードが届くので、出発前に設定を済ませておけます。
eSIMを使っている間、日本の電話番号で通話やSMSは受信できる?
はい、できます。iPhone 15はデュアルSIM対応なので、物理SIMの日本の回線はそのままアクティブな状態を維持できます。eSIMでデータ通信をしながら、日本の番号への電話着信やSMS受信は通常通り可能です。ただし、日本の番号での通話は国際ローミング扱いになるため、着信料が発生する場合があります。
eSIMと物理SIMを同時に使うとバッテリーの消耗は早くなる?
2回線を同時に有効化している場合、端末が常に2つのネットワーク信号を探し続けるため、若干バッテリー消費が増える場合があります。ただし、海外旅行中はeSIMのデータ通信がメインで、物理SIMは待ち受け状態になることが多いため、実際の影響は軽微です。気になる場合は、日本の物理SIMを「設定」→「モバイル通信」から一時的にオフにする方法もあります。
iPhone 15のeSIMは5Gに対応している?
はい、iPhone 15シリーズはすべて5G(Sub-6GHz)に対応しており、eSIM経由でも5G通信が利用できます。ただし、実際に5G通信が使えるかどうかは、eSIMプロバイダーが提供するプランと現地の5Gネットワーク整備状況によって異なります。4G LTEでも多くの用途には十分な速度が出ます。
eSIMを削除してしまったら再インストールできる?
eSIMを削除すると、プロバイダーによっては再インストールができない場合があります。タビシムのeSIMを削除する前は、必ずデータ残量と有効期限を確認してください。もし誤って削除した場合は、タビシムの日本語サポートにお問い合わせいただければ状況に応じて対応いたします。
iPhone 15のeSIM設定でよくある失敗は?
最も多いのは「SIMロックが解除されていない」「iOSが古い」「QRコードの読み取り時にWi-Fiが不安定」の3つです。設定前に①SIMロック解除の確認、②iOSの最新版へのアップデート、③安定したWi-Fi環境の確保、この3点を必ずチェックしてください。それでも解決しない場合は、アクティベーションコードの手動入力を試してみましょう。
まとめ:iPhone 15のeSIM、海外旅行での活用が最もお得
iPhone 15はeSIMに完全対応しており、設定自体はQRコードをスキャンするだけで数分で完了します。日本の番号を維持したまま海外データ通信を安く使えるのが最大のメリットで、キャリアの高額ローミングと比べると旅行期間が長いほど節約効果は大きくなります。
出発前のチェックリスト:
- SIMロック解除を確認(「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」)
- iOSを最新版にアップデート
- 目的地のeSIMプランを購入してQRコードを受け取る
- 出発前にWi-Fi環境でeSIMをダウンロード・設定
- 「モバイルデータ通信」をeSIMに切り替える設定を確認
旅先でネットに困らないよう、ぜひ出発前に準備を済ませておいてください。タビシムのeSIMは対応エリア一覧から目的地を選んで、数分で購入・設定が完了します。






