シンガポールでeSIMを使うとどれだけ安くなる?
シンガポールは東南アジアの中でも通信インフラが非常に整っており、4G LTE・5G回線ともに市内全域でほぼ安定してつながります。問題はコストです。日本の大手キャリアの海外ローミングをそのまま使うと、4泊5日で**¥5,000〜¥15,000**以上かかることも珍しくありません。一方、旅行者向けeSIMを使えば同じ期間を¥1,000前後でカバーできるケースもあります。
GSMAの2025年レポートによると、世界のeSIM対応デバイスは2024年末時点で50億台以上に達しており、旅行者向けeSIMの需要は年率30%超で拡大中です(GSMA Intelligence)。日本でも、海外旅行者の間でeSIMへの乗り換えが急速に進んでいます。
シンガポールはタビシムのシンガポール向けeSIMプランでカバーされており、円建て・日本語で購入から設定まで完結します。
シンガポール旅行の通信手段を徹底比較:eSIM vs ローミング vs WiFiレンタル
シンガポールへの旅行で使える通信手段は大きく4つあります。それぞれの料金・利便性・注意点を日本人目線で整理しました。結論から言うと、3日以上の旅行ならeSIMが最もコスパに優れています。
ドコモ・au・ソフトバンクの海外ローミング
大手3キャリアの海外ローミングは設定不要で便利ですが、料金が高めです。
- ドコモ「海外1dayパケ」: 1日980円(24時間定額、対象国限定)
- au「世界データ定額」: 1日980円(24時間定額)
- ソフトバンク「海外パケットし放題」: 最大2,980円/日
4泊5日でドコモを使った場合、約4,900円。ソフトバンクだと最大約14,900円になります。通信速度は日本と同等レベルで安心感はありますが、コスト面では割高です。
ahamoの海外データ通信
ahamoユーザーなら、追加料金なしで月間20GBのうち海外でも使えます(対象国でのデータ通信、最長15日間)。シンガポールはahamo対象国に含まれており、設定不要・追加料金ゼロというのは大きな魅力です。
ただし注意点もあります。
- 15日を超える滞在では速度制限がかかる
- ahamo契約者のみ利用可能(ドコモ・au・ソフトバンクユーザーは不可)
- 月間20GBを本来の国内利用と共有するため、使いすぎると帰国後に困る
短期旅行でahamoユーザーなら、追加コストゼロで使えるahamoは非常に魅力的な選択肢です。ただし長期旅行や大容量が必要な場合、eSIMが最適解になります。
WiFiレンタル
- 料金: 1日300〜1,500円程度(機種・プランによる)
- 受取・返却: 空港カウンターや宅配対応
- バッテリー: 専用端末の充電が必要
- 複数人: 1台で複数人がシェアできる
グループ旅行では割安になりますが、端末の充電管理・返却の手間が発生します。一人旅やカップル旅行では、eSIMの方がシンプルです。
旅行者向けeSIM(タビシム等)
- 料金: ¥500〜¥2,500程度(容量・期間による)
- 購入: スマホだけで完結、QRコードで即時アクティベーション
- デュアルSIM: 日本の電話番号はそのまま維持
- 返却不要: 使い終わったらそのまま
海外ローミングとeSIMの詳細な料金比較はこちらでも確認できます。
シンガポールeSIMの料金比較:円建てで一目でわかる
他社サービスはユーロやドル建て表示が多く、日本人には分かりにくいのが現状です。ここでは主要なeSIMサービスの料金を**円建て(2026年8月時点の目安)**でまとめました。
| サービス | プラン例 | 料金(円換算目安) | 日本語対応 | 決済通貨 |
|---|---|---|---|---|
| タビシム | 1GB / 7日 | ¥580〜 | ◎ 日本語 | 円(¥) |
| タビシム | 3GB / 15日 | ¥980〜 | ◎ 日本語 | 円(¥) |
| タビシム | 5GB / 30日 | ¥1,480〜 | ◎ 日本語 | 円(¥) |
| Airalo | 1GB / 7日 | 約¥600〜700 | △ 英語中心 | USD/EUR |
| Holafly | 無制限 / 5日 | 約¥2,200〜 | △ 英語中心 | USD/EUR |
| 他社eSIM | 各種 | 円換算が必要 | △ | 外貨 |
| ドコモ海外ローミング | 1日定額 | ¥980/日 | ◎ | 円(¥) |
| ahamo | 20GB(海外含む) | 追加料金なし | ◎ | 円(¥) |
| WiFiレンタル | 1日 | ¥300〜1,500 | ◎ | 円(¥) |
※料金は2026年8月時点の目安です。為替レートや各社プロモーションにより変動します。
正直なところ、Airaloの方が若干安いプランが存在することもあります。ただし、円建てで購入でき、日本語サポートが受けられ、設定に迷ったときに日本語で問い合わせできる点でタビシムを選ぶ価値があります。
シンガポールでどれくらいのデータ容量が必要?
シンガポール旅行に必要なデータ量は、旅行スタイルによって大きく変わります。目安として、3〜5日の観光旅行なら2〜3GBあれば十分です。
用途別データ消費量の目安
- Googleマップ(ナビ): 約10〜20MB/時間
- Instagram投稿(写真): 約3〜5MB/枚
- LINEビデオ通話: 約200〜400MB/時間
- YouTube(標準画質): 約500MB〜1GB/時間
- ウェブ閲覧・SNS: 約50〜100MB/時間
旅行スタイル別おすすめ容量
| 旅行スタイル | 目安容量 | 理由 |
|---|---|---|
| 弾丸旅行(1〜2日) | 1GB | マップ・SNS中心 |
| 観光旅行(3〜5日) | 2〜3GB | 写真投稿・ナビ多め |
| 長期・仕事兼用(7日以上) | 5GB以上 | 動画・テレワークあり |
| ホテルWiFi併用 | 1〜2GB | 外出時のみ使用 |
データ容量の選び方についての詳しいガイドも参考にしてみてください。シンガポールはマリーナベイサンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど写真映えスポットが多いので、Instagramをよく使う方は多めに見積もっておくのがおすすめです。
シンガポールeSIMの設定方法:iPhone・Androidどちらも対応
eSIMの設定は難しそうに見えて、実際には5分もあれば完了します。QRコードをスキャンするだけで、物理SIMの入れ替えも不要です。
iPhoneでの設定手順
- 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加
- タビシムから届いたQRコードをカメラでスキャン
- 「eSIMを追加」をタップ
- 回線名を設定(例:「シンガポール」)
- 「モバイルデータ通信」をeSIMに設定(日本の番号はそのまま維持)
- 現地到着後、自動でネットワークに接続
ポイント: 日本出発前にeSIMをインストールしておき、現地到着後に有効化するのがスムーズです。機内モードをオフにした瞬間につながります。
Androidでの設定手順(Samsung Galaxy / Google Pixel等)
- 設定 → 接続 → SIMカードマネージャー → eSIMを追加
- QRコードをスキャン
- 「追加」をタップして確認
- データ通信回線をeSIMに切り替え
機種によって画面名称が異なりますが、基本的な流れは同じです。eSIM設定の詳しい手順はこちらで機種別に確認できます。
eSIM設定前に確認すること
- SIMロック解除: 日本のキャリアでSIMロックがかかっている場合、解除が必要です(2021年10月以降発売の端末は原則ロックフリー)
- eSIM対応端末か確認: iPhone XS以降、Galaxy S20以降、Pixel 3以降など多くの機種が対応
- インターネット接続: QRコードスキャン時にWiFi環境が必要
eSIM対応機種の一覧はこちらで確認できます。
シンガポールの通信環境はどれくらい良い?
シンガポールは東南アジアの中でも飛び抜けて通信インフラが整っています。国土が狭く(東京23区とほぼ同じ面積)、5G・4G LTEが国内ほぼ全域をカバーしているため、通信の「つながらない」ストレスはほとんどありません。
Ookla Speedtest Global Index(2025年)によると、シンガポールのモバイル通信平均ダウンロード速度は約80〜100Mbpsで、アジア太平洋地域トップクラスの水準です。
シンガポールの主要エリアの通信状況
- チャンギ空港: 5G・4G LTE完備。到着後すぐにeSIMが使える
- マリーナベイ周辺: 5G対応エリア。高速通信が安定
- オーチャードロード: 商業エリア全域でLTE安定
- セントーサ島: リゾートエリアも4G LTEカバー
- MRT(地下鉄)車内: 地下区間も4G LTE対応(シンガポールの地下鉄は通信が良好)
タビシムのシンガポールeSIMは現地の主要ネットワーク回線を利用しており、観光エリアでの接続品質は非常に高いです。
シンガポールeSIMはいつ買うべき?出発前 vs 現地購入
eSIMは日本出発前に購入・インストールしておくのが正解です。現地のSIMカードを空港で買う必要はありません。
出発前購入のメリット
- チャンギ空港に着いた瞬間からネット接続可能(SIMカード購入の行列なし)
- 日本語で購入・設定できる
- 焦らず自宅のWiFiでゆっくり設定できる
- 深夜便・早朝便でも問題なし
チャンギ空港到着後のeSIM設定ガイドでも詳しく解説していますが、チャンギ空港はWiFiも充実しているため、もし現地でeSIMを設定する場合でも困ることはありません。ただ、出発前に準備しておく方が圧倒的に楽です。
有効期間のカウント開始タイミング
タビシムのeSIMは、初回データ通信を開始した時点から有効期間がスタートします。購入日からではないので、出発の数日前に購入しておいても問題ありません。
シンガポールeSIMで気をつけること:よくある落とし穴
便利なeSIMですが、いくつか注意点があります。初めてeSIMを使う方向けの完全ガイドにも詳しく書いていますが、ここではシンガポール旅行に特化した注意点をまとめます。
データ使い切り後はどうなる?
タビシムのeSIMはデータ使い切り後は通信が停止します(速度制限ではなく完全停止)。追加データを購入すれば再開できます。旅行中にデータ残量が心配な場合は、多めのプランを選んでおくか、ホテルのWiFiを積極的に活用しましょう。
通話・SMSは使える?
タビシムはデータ通信専用プランです。通話・SMS(キャリアSMS)は非対応ですが、LINEやWhatsApp、FaceTimeなどのアプリ通話は普通に使えます。日本の電話番号への着信も、日本のSIMをデュアルSIMで維持していれば受けられます。
複数端末での利用
eSIMは基本的に1枚のeSIMにつき1台のデバイスでの利用です。複数人でシェアすることはできません。2人以上の旅行では、人数分のeSIMを購入するか、WiFiレンタルとの組み合わせを検討しましょう。
eSIM非対応端末の場合
古めのスマートフォンや一部の格安スマホはeSIM非対応の場合があります。その場合は物理SIMカード(現地購入またはレンタル)かWiFiレンタルを選びましょう。eSIM対応端末の確認方法はこちら。
シンガポールと近隣国のeSIM:マルチカントリープランはお得?
シンガポール旅行に合わせて、マレーシアやインドネシア(バリ)、タイなど近隣国も訪れる予定がある場合は、アジア周遊プランも選択肢に入ります。
タビシムのアジア地域eSIMでは、シンガポールを含む複数のアジア諸国をカバーするプランも提供しています。シンガポール単体プランと周遊プランのどちらがお得かは、訪問国数・滞在日数・データ使用量によって変わります。
シンガポール単体旅行なら単体プランの方が安いケースが多いですが、マレーシアやタイも一緒に回るなら周遊プランを検討する価値があります。
韓国旅行のeSIM完全ガイドやGW海外旅行のeSIM料金比較も参考に、旅行先に合わせた最適プランを選んでください。
タビシムのシンガポールeSIMを選ぶ理由
正直に言うと、eSIMの料金だけで比べると他社が若干安いケースもあります。それでもタビシムを選ぶ理由は次の3点です。
①円建て・日本語で完結 購入から設定、サポートまですべて日本語・円決済。為替計算不要で、旅行前の準備がシンプルです。
②デュアルSIM対応で日本番号を維持 eSIMでシンガポールのデータ通信を使いながら、物理SIM(日本のキャリア)で日本の電話番号を維持できます。帰国後の手続きも不要。
③日本語サポート 設定に困ったときや、現地でトラブルが起きたときに日本語で問い合わせできます。英語サポートしかない海外サービスとは安心感が違います。
海外でスマホ代を節約する完全ガイドでも、eSIMを使った節約術を詳しく解説しています。
FAQ
シンガポールのeSIMはいつ購入・設定すればいい?
出発の数日前に購入・インストールしておくのがベストです。タビシムのeSIMは購入後すぐにQRコードが届き、日本のWiFi環境でゆっくり設定できます。有効期間は初回データ通信開始時からカウントされるため、早めに購入しても損はありません。チャンギ空港に着いた瞬間からネットにつながるので、到着後すぐにタクシーやGrabの手配ができます。
シンガポールeSIMで通話はできる?
タビシムのeSIMはデータ通信専用プランのため、キャリア回線での通話・SMSには対応していません。ただし、LINEやWhatsApp、FaceTimeなどのアプリを使ったIP通話は問題なく利用できます。日本の電話番号への着信が必要な場合は、日本のSIMをデュアルSIMで維持しておきましょう。
シンガポールでeSIMを使うのに必要なデータ容量は?
3〜5日の観光旅行なら2〜3GBが目安です。Googleマップでのナビ、SNS投稿、LINEでのやり取りが中心であれば、1日あたり500MB〜1GB程度の消費が一般的です。動画ストリーミングやテレワークをする場合は5GB以上を検討してください。ホテルのWiFiを積極的に使えば、より少ない容量でも対応できます。
シンガポールのeSIMはどのスマホで使える?
iPhone XS以降、Galaxy S20以降、Google Pixel 3以降など、eSIM対応のスマートフォンであれば利用可能です。ただし、一部のキャリアでSIMロックがかかっている場合は解除が必要です(2021年10月以降発売の国内向け端末は原則SIMロックフリー)。eSIM対応かどうかは端末のスペック表や設定画面で確認できます。
シンガポールeSIMのデータを使い切ったらどうなる?
タビシムのeSIMはデータ使い切り後、通信が停止します(速度制限ではなく完全停止)。アプリまたはウェブサイトから追加データを購入することで、すぐに再開できます。長めの旅行や動画をよく見る方は、余裕を持ったプランを最初から選ぶのがおすすめです。
ahamoユーザーはシンガポールでeSIMを使う必要がある?
ahamoユーザーは追加料金なしでシンガポールでもデータ通信が使えます(月間20GB、最長15日間)。短期旅行でデータ消費が少ない場合はahamoのみで十分です。ただし、15日を超える滞在、大容量が必要な場合、またはahamo以外のキャリアを使っている場合はeSIMの追加購入が最適解になります。
シンガポールのeSIMは現地到着後でも買える?
はい、チャンギ空港にはWiFiが完備されているため、到着後でもタビシムのウェブサイトからeSIMを購入・設定できます。ただし、空港でSIMカードを買う行列に並ぶ手間を省くためにも、出発前に購入しておくことを強くおすすめします。現地でのセットアップに不安がある方は、自宅のWiFi環境で落ち着いて設定する方がスムーズです。
シンガポールeSIMで複数人の旅行はどうする?
eSIMは1枚につき1台のデバイス専用のため、複数人でのシェアはできません。2人以上の旅行では、人数分のeSIMをそれぞれ購入するのが最もシンプルです。グループ旅行の場合は、WiFiレンタル(複数人でシェア可能)とeSIMの組み合わせも選択肢になりますが、端末の充電管理や返却の手間を考えると、個人でeSIMを持つ方が快適です。
まとめ:シンガポール旅行にはeSIMが最適解
シンガポール旅行の通信手段を改めて整理すると、次のようになります。
- ahamoユーザーの短期旅行: ahamo(追加コストゼロ)が最優先
- 大手キャリアユーザーの3日以上の旅行: eSIMが断然お得
- グループ旅行・端末がeSIM非対応: WiFiレンタルも検討
eSIMを選ぶなら、円建て・日本語対応のタビシムが旅行前の準備をもっともシンプルにしてくれます。QRコードをスキャンするだけで設定完了、チャンギ空港に降り立った瞬間からGoogleマップもLINEも使えます。
シンガポールは通信環境が非常に良く、eSIMさえあれば現地でのストレスはほぼゼロ。マリーナベイサンズの夜景を写真に収めながら、リアルタイムでシェアできる旅を楽しんでください。






