ベトナム旅行でeSIMを使うべき5つの理由【実体験レポート】

ベトナム旅行にeSIMは非常におすすめです。現地の主要ネットワークは4G LTEが全国的に普及しており、eSIMを使えば空港到着直後から快適にネット接続できます。日本のキャリアの海外ローミングと比べて通信費を大幅に節約でき、物理SIMの入れ替えも不要なので手間がありません。

文: Tabisim 編集部2026年7月18日更新
Traditional Vietnamese pagoda with ornate red architecture in Hanoi's Old Quarter during golden hour

ベトナムの通信事情:旅行者が知っておくべき基本

ベトナムは東南アジアの中でもモバイル通信インフラが急速に発展している国です。ホーチミン市やハノイなどの主要都市では4G LTEが安定して使え、観光地でも概ねデータ通信が可能です。GSMA Intelligence(2025年)によると、ベトナムのモバイルブロードバンド普及率は人口の80%以上に達しており、旅行者にとって通信環境は整っています。

ただし、山岳部や農村部では電波が弱くなるエリアもあります。ダナン、ホイアン、ハロン湾、ホーチミン、ハノイといった定番観光地では、ほぼ問題なく使えると考えて大丈夫です。

旅行者が選べる通信手段は主に4つ。日本のキャリアの海外ローミング、現地SIMカード、WiFiルーターレンタル、そしてeSIMです。それぞれに一長一短がありますが、2026年現在、eSIMは「手軽さ」と「コスパ」を両立できる選択肢として支持が広がっています。


なぜ今、ベトナム旅行にeSIMが選ばれているのか?

eSIMとは、スマートフォンに内蔵された書き換え可能なSIMチップのことです。QRコードをスキャンするだけで通信プランを追加でき、物理的なSIMカードの入れ替えが不要です。eSIMの仕組みについて詳しくはこちらをご覧ください。

日本から年間約500万人以上がベトナムを訪れており(日本政府観光局 JNTO、2024年データ)、そのうちスマートフォンで地図や翻訳アプリを使う旅行者は大多数です。通信手段の選択は旅の快適さに直結します。

では、具体的にeSIMがどう優れているのか。以下で5つの理由を詳しく解説します。


理由①:到着直後からネットが使える

ベトナム到着後すぐにインターネットが使えるのは、eSIM最大のメリットのひとつです。 出発前に日本でeSIMをインストールしておけば、飛行機を降りた瞬間から地図アプリやタクシー配車アプリ「Grab」が使えます。空港でSIMカードを探して並ぶ必要がありません。

ホーチミンのタンソンニャット国際空港やハノイのノイバイ国際空港では、到着ロビーにSIMカード販売カウンターがあります。ただし、混雑時には列ができることもあり、深夜便到着の場合はカウンターが閉まっていることも。eSIMなら、こうした不確定要素を完全に排除できます。

設定はどのくらい簡単?

eSIMの設定は、QRコードをスキャンしてプロファイルをインストールするだけです。所要時間は5分程度。eSIM設定ガイドに手順をまとめていますので、初めての方はご参照ください。iPhoneはiOS 17以降、AndroidはAndroid 12以降の多くの機種でeSIMに対応しています。eSIM対応機種の一覧はこちらで確認できます。


理由②:日本のキャリアのローミングより圧倒的に安い

ベトナム旅行でのデータ通信費を比較すると、eSIMは日本の大手キャリアのローミングプランと比べて数倍安くなることがほとんどです。 具体的な料金を見てみましょう。

主要通信手段の料金比較(2026年7月時点)

通信手段料金の目安注意点
ドコモ 海外1dayパス980円/日(対象国のみ)7日間で約6,860円
au 世界データ定額980円/日(対象国のみ)7日間で約6,860円
ソフトバンク 海外パケットし放題最大2,980円/日7日間で最大約20,860円
ahamo 海外データ通信追加料金なし(20GBまで)15日超で速度制限、ahamo契約必要
WiFiルーターレンタル300〜1,500円/日 + 受取・返却の手間バッテリー管理が必要
タビシム eSIM(ベトナム)¥890〜(プランによる)追加手数料なし、円決済

※料金は2026年7月時点。変動する場合があります。

ahamoユーザーはどうすべき?

ahamoの海外データ通信は、追加料金なしで20GBまで使えるのは確かに魅力的です。ただし、いくつかの注意点があります。

  • 15日を超える旅行には対応していない(速度制限がかかる)
  • ahamo以外のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク本体プラン、楽天モバイルなど)を使っている方は対象外
  • 20GBを超えると速度が大幅に低下し、動画視聴や地図のリアルタイム更新が難しくなる

ベトナム旅行が7〜10日程度でahamo契約があるなら、ahamoの海外データ通信は有力な選択肢です。一方、それ以外の方や長期滞在者には、eSIMの方が費用対効果が高くなります。


理由③:物理SIMの入れ替えが不要でデュアルSIM運用できる

eSIMの大きなメリットは、日本の電話番号を維持したまま海外データ通信を追加できることです。 現地SIMカードに差し替えると日本の番号が使えなくなりますが、eSIMならデュアルSIM運用が可能です。

旅行中も日本の番号に電話やSMSが届きます。家族への緊急連絡、銀行の二段階認証、会社からの連絡など、日本番号が必要な場面は意外と多いものです。

現地SIMカードとの比較

現地SIMカードは確かに安価ですが、以下のデメリットがあります。

  • 日本の番号が使えなくなる(デュアルSIM非対応機種の場合)
  • 空港や街中のショップで購入する手間がかかる
  • パスポートの提示が必要なケースがある
  • 帰国後に使い道がない

eSIMなら購入から設定まで日本語で完結し、現地での手続きは一切不要です。


理由④:ベトナムの4G LTEカバレッジで快適に使える

ベトナムの主要観光地では4G LTEが安定しており、eSIMを通じて快適なデータ通信が期待できます。 ホーチミン、ハノイ、ダナン、ホイアン、ニャチャン、フーコック島といった人気エリアは特に通信環境が良好です。

ベトナムでは現地の主要ネットワークが広くカバレッジを展開しており、タビシムのeSIMもこれらのネットワークを通じて接続します。5Gについてはホーチミンやハノイの一部エリアで展開が始まっていますが、旅行者が使う観光スポットや飲食店では4G LTEが主流です。

旅行スタイル別の通信量の目安

どのくらいのデータ容量を選べばいいか迷う方は多いです。データ容量の選び方ガイドも参考になりますが、ベトナム旅行の目安はこちらです。

旅行スタイル推奨データ容量主な用途
短期(3〜5日)・地図と調べ物中心1〜3GBGoogleマップ、翻訳、SNS投稿
一般的(5〜10日)・動画もたまに見る3〜5GB上記+YouTube・Instagram
長期(10日以上)・テレワーク含む10GB以上上記+ビデオ通話・大容量ファイル

Grabでのタクシー配車、Google翻訳のカメラ機能(メニューの翻訳に便利)、Instagram投稿などを普通に使う5〜7日間の旅行なら、3GBで十分なことが多いです。


理由⑤:ベトナム旅行特有のシーンでeSIMが活躍する

ベトナムは旅行中にスマートフォンを頻繁に使う場面が多く、常時接続できるeSIMの恩恵を特に感じやすい目的地です。 具体的にどんな場面で役立つか見ていきましょう。

Grabは必須アプリ

ベトナムでタクシーを使うなら、配車アプリ「Grab」がほぼ必須です。ぼったくりのリスクがなく、料金が事前にわかり、支払いもアプリ内で完結します。Grabはデータ通信がないと使えないため、到着直後からネットが使えるeSIMとの相性は抜群です。

Google翻訳のカメラ機能でメニュー翻訳

ベトナム語は声調が多く、日本人には読み解くのが難しい言語です。Google翻訳のカメラ機能を使えば、レストランのメニューをリアルタイムで翻訳できます。これもデータ通信があってこそ。

両替・決済の情報収集

ベトナムではまだ現金(ドン)が主流ですが、最近はQRコード決済も広がっています。レートの良い両替所を調べたり、ATMの場所を確認したりするのにも、常時接続のデータ通信が役立ちます。

ハロン湾クルーズやサパなど遠方への移動中

ハノイからハロン湾へのバス移動(約3〜4時間)や、サパへの夜行列車など、移動中にもスマートフォンで情報収集したい場面があります。eSIMなら追加手続き不要でそのまま使えます。


ベトナムeSIMの選び方:何を基準に選ぶ?

eSIMプロバイダーは複数あり、Airalo、Holafly、trifaなど海外ブランドも多く展開しています。それぞれ料金や対応ネットワーク、サポート体制が異なります。

選ぶ際のポイントは大きく3つです。

  1. 料金と容量のバランス — 旅行日数と使い方に合ったプランがあるか
  2. 日本語サポートの有無 — 現地でトラブルが起きたとき、日本語で問い合わせできるか
  3. 決済通貨 — 円で支払えるか、為替手数料がかかるか

Airaloなどは価格競争力がある場合もありますが、サポートは英語が中心です。タビシムは日本語サポートと円決済に対応しており、初めてeSIMを使う方や、万が一のトラブル時に日本語でサポートを受けたい方に向いています。

海外ローミングとeSIMの詳しい比較はこちらもご覧ください。


ベトナムeSIMの設定手順(iPhone・Android共通)

eSIM設定は難しくありません。以下の手順で5分程度で完了します。

事前準備(日本出発前)

  1. スマートフォンがeSIM対応かを確認する(対応機種リスト参照)
  2. タビシムのウェブサイトまたはアプリからベトナム向けプランを購入
  3. QRコードをメールで受け取る

インストール手順

iPhoneの場合

  • 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→QRコードをスキャン
  • インストール後、「モバイルデータ通信」でeSIMを選択

Androidの場合(機種によって異なる)

  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「SIMを追加」→QRコードをスキャン
  • インストール後、データ通信用SIMとして設定

現地での注意点

  • 機内モードを解除してからeSIMをオンにする
  • データローミングをオンに設定する(海外ではこの設定が必要)
  • 日本の番号(物理SIM)はデータ通信オフにしておくと余計な通信費がかからない

ベトナム旅行でよくある通信トラブルと対処法

ベトナム旅行中の通信トラブルは、事前の設定ミスや機種の問題が原因であることがほとんどです。 よくあるケースと対処法を押さえておきましょう。

eSIMをインストールしたのに繋がらない

最も多いのが「データローミングがオフのまま」というケース。設定アプリでデータローミングをオンにするだけで解決することが大半です。それでも繋がらない場合は、APNの設定を確認するか、タビシムの日本語サポートに問い合わせてください。

データを使い切ってしまった

タビシムのeSIMはデータを使い切っても速度制限がかかるだけで、追加課金は発生しません(プランによる)。追加データが必要な場合は、アプリまたはウェブから追加購入できます。

eSIMが削除できない・再インストールできない

eSIMは一度削除すると再インストールできない場合があります(QRコードは1回限り有効なことが多い)。旅行中は誤って削除しないよう注意してください。


タイや東南アジア他国との比較

ベトナムと同様に人気のタイ旅行でのeSIM活用や、アジア周遊旅行でのeSIM戦略も参考になります。東南アジアは全体的にeSIMの対応が進んでおり、ベトナムを起点に複数国を巡る旅行者にも、マルチカントリープランや各国個別eSIMの使い分けが有効です。


FAQ

ベトナムでeSIMは問題なく使えますか?

はい、ホーチミン、ハノイ、ダナン、ホイアンなど主要観光地では4G LTEが安定して使えます。山岳部や農村部の一部では電波が弱いエリアもありますが、旅行者が訪れる定番スポットでは概ね快適に使えます。

ベトナム旅行に必要なデータ容量はどのくらいですか?

一般的な5〜7日間の旅行で、Googleマップ・Grab・翻訳アプリ・SNSを普通に使うなら3GBで十分なことが多いです。動画をよく見る方や10日以上の滞在なら5〜10GBを選ぶと安心です。

eSIMとahamoの海外データ通信、どちらがいいですか?

ahamoユーザーで15日以内の旅行なら、追加料金なしで20GB使えるahamoの海外データ通信が便利です。ただし、ahamo以外のキャリアを使っている方、15日を超える旅行、20GBでは足りない可能性がある方にはeSIMがおすすめです。

eSIMを使っても日本の電話番号は使えますか?

はい、使えます。eSIMはデータ通信用として追加するため、物理SIM(日本の番号)はそのまま維持されます。デュアルSIM対応機種なら、日本への着信も受けられます。

ベトナムでeSIMを購入・設定する際に必要なものは何ですか?

eSIM対応スマートフォンと、インターネット接続環境(WiFiでOK)があれば設定できます。購入はタビシムのウェブサイトから可能で、支払いはクレジットカード(円決済)に対応しています。パスポートなどの書類提出は不要です。

eSIMはどのスマートフォンで使えますか?

iPhone XS以降(iOS 17推奨)、Galaxy S20以降、Pixel 3以降など、多くの主要機種がeSIMに対応しています。ただし、SIMロックがかかっている機種や、一部のキャリア版端末は対応していない場合があります。eSIM対応機種の詳細はこちらで確認してください。

ベトナムで現地SIMカードを買うのとeSIMではどちらが安いですか?

現地SIMカードは現地価格で購入できるため、データ単価だけで見ると安くなる場合があります。ただし、空港や街中での購入手続き、パスポート提示、日本番号が使えなくなるリスクを考慮すると、利便性と総合コストではeSIMが優れていることが多いです。

ベトナムeSIMのプランはいつから使えますか?

タビシムのeSIMは購入後すぐにインストールでき、プランの有効期限は初回接続時から始まるタイプが一般的です。出発前に日本でインストールしておき、ベトナム到着後に接続するとカウントが始まります。旅行日程に合わせてプランを選んでください。


まとめ:ベトナム旅行にeSIMをおすすめする理由

ベトナム旅行でeSIMを使うべき5つの理由を整理すると、次のようになります。

  1. 到着直後からネット接続 — 空港でSIMを探す必要なし
  2. 日本のローミングより大幅に安い — 7日間で数千円の節約も可能
  3. デュアルSIM運用で日本番号を維持 — 緊急連絡も安心
  4. ベトナムの4G LTEで快適な通信 — 主要観光地では安定した接続
  5. Grab・翻訳・地図など旅行シーンにフル活用 — ベトナム旅行特有の使い方にも対応

ahamoユーザーで短期旅行なら追加料金なしの海外データ通信も有力ですが、それ以外の方にはeSIMが最もコスパと利便性のバランスが取れた選択肢です。

ベトナム向けeSIMプランを見るから、旅行日程に合ったプランを選んでみてください。初めてeSIMを使う方は、eSIMを初めて使う完全ガイドも参考になります。快適なベトナム旅行を楽しんできてください。

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