ベトナム3都市でeSIMを実際に使ってみた結果
ベトナム旅行でネット環境をどうするか悩んでいませんか?先日、ハノイ、ホーチミン、ダナンを周遊した際にベトナム eSIMを実際に使用し、通信速度や使い勝手を詳しく検証してきました。
結論から言うと、ベトナムでのeSIM利用は想像以上に快適でした。空港でのSIMカード購入で30分も並ぶ必要がなく、到着直後からGoogleマップやGrabが使える安心感は計り知れません。
理由1:空港でのSIM購入の手間を完全回避
タンソンニャット空港(ホーチミン)での実体験
ホーチミンのタンソンニャット空港に到着したのは夜22時。入国審査後、SIMカード販売カウンターには長蛇の列ができていました。観光客の多くが並んでいる中、eSIMユーザーは素通りです。
現地SIMカード購入の実情:
- 待ち時間:20〜40分(時間帯により変動)
- 価格:7日間10GB約200,000VND(約¥1,200)
- 手続き:パスポート提示、プラン選択、設定サポート
- 言語:英語またはベトナム語(日本語非対応)
一方、eSIMなら日本出発前にアクティベーション済み。機内モードを解除するだけで、空港到着と同時にネット接続完了です。深夜到着でも、すぐにGrabを呼んでホテルへ向かえました。
ノイバイ空港(ハノイ)とダナン空港でも同様
ハノイとダナンでも状況は同じ。特にダナン空港は規模が小さく、SIMカード販売店舗も限られています。営業時間外に到着した場合、翌日まで現地SIMを購入できない可能性もあります。
理由2:3都市間移動でも接続が途切れない安定性
実際の通信速度測定結果
ベトナム主要3都市で通信速度を測定しました:
| 都市 | エリア | ダウンロード速度 | アップロード速度 | 接続キャリア |
|---|---|---|---|---|
| ハノイ | 旧市街 | 45.2 Mbps | 12.8 Mbps | Viettel |
| ハノイ | ハロン湾 | 28.7 Mbps | 8.9 Mbps | Viettel |
| ホーチミン | 1区中心部 | 52.1 Mbps | 15.3 Mbps | Mobifone |
| ホーチミン | メコンデルタ | 18.4 Mbps | 6.2 Mbps | Mobifone |
| ダナン | 市内中心部 | 41.8 Mbps | 11.7 Mbps | Vinaphone |
| ダナン | ホイアン | 33.9 Mbps | 9.8 Mbps | Vinaphone |
特筆すべき点:
- 都市部では常に40Mbps以上の高速通信
- 観光地でも動画視聴に十分な速度を維持
- 国内線移動時も自動でキャリア切り替え
観光地での実用性
ハロン湾クルーズ中でも通信可能でした。船上からInstagramの動画投稿もスムーズ。メコンデルタツアーでは、川沿いの村でもGoogleマップが正常に機能し、迷子になる心配がありませんでした。
理由3:Grab、Zaloなど現地アプリが快適に動作
Grabの使用感
ベトナム旅行で必須のGrabアプリ。eSIMの安定した通信のおかげで、以下の場面で非常に便利でした:
- 配車:平均30秒でドライバーとマッチング
- 料理デリバリー:ホテルでベトナム料理を注文
- 決済:Grab Payでキャッシュレス決済
Zaloなど現地SNS
ベトナムで人気のメッセンジャーアプリZaloも試用。現地の友人とのやり取りで、音声通話も高品質でした。
日本のアプリも問題なし
- LINE:リアルタイムでメッセージ送受信
- Instagram:写真・動画投稿がスムーズ
- YouTube:1080p動画も途切れなく再生
- Googleマップ:ナビゲーション機能も正確
理由4:料金比較でeSIMが圧倒的にお得
7日間ベトナム旅行の通信費比較
| 通信手段 | 料金(7日間) | データ量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ドコモ海外ローミング | ¥6,860 | 無制限 | 設定不要、電話可能 |
| au世界データ定額 | ¥6,860 | 無制限 | 24時間980円×7日 |
| ソフトバンク海外パケット | ¥20,860 | 無制限 | 最大2,980円/日×7日 |
| ahamo | ¥0 | 20GB | 15日間無料、超過後低速 |
| WiFiレンタル | ¥3,500 | 無制限 | 受取返却手数料込み |
| タビシム eSIM | ¥1,890 | 10GB | 設定簡単、日本語サポート |
| 現地SIM | ¥1,200 | 10GB | 購入手間、設定必要 |
ベトナムドン換算(1円=166VND計算):
- タビシム eSIM:約314,000VND
- 現地SIM:約200,000VND
- WiFiレンタル:約581,000VND
ahamoとの比較ポイント
ahamoの20GB無料は魅力的ですが、注意点があります:
ahamoの制限:
- 15日を超える旅行では速度制限
- ahamo契約が前提(月額2,970円)
- 電話番号変更が必要な場合あり
eSIMの優位性:
- 旅行期間に制限なし
- どのキャリアでも利用可能
- 必要なデータ量だけ購入
- 日本の電話番号をそのまま維持
理由5:設定が驚くほど簡単
実際の設定手順(iPhone)
- 購入前:eSIM対応機種の確認を実施
- QRコード受信:購入後すぐにメールで届く
- 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加
- QRコードをスキャン:30秒で完了
- データローミングON:ベトナム到着後に有効化
Android端末での設定
機種により若干異なりますが、基本的な流れは同じです。詳しい手順はeSIM設定ガイドで確認できます。
設定でつまづいたポイント
よくある質問:
- Q:日本の電話番号は使えなくなる? A:デュアルSIM機能で両方使用可能
- Q:データを使い切ったらどうなる? A:通信停止、追加購入で即座に復旧
- Q:テザリングはできる? A:可能、複数デバイスでシェア
ベトナム旅行でのデータ使用量目安
7日間の実際の使用量
- Googleマップ:約800MB(ナビ多用)
- SNS投稿:約1.2GB(Instagram、Facebook)
- メッセンジャー:約300MB(LINE、Zalo)
- Web検索:約500MB(レストラン、観光情報)
- 動画視聴:約2GB(YouTube、TikTok)
- その他:約1.2GB
合計:約6GB
10GBプランなら余裕を持って利用できました。動画をあまり見ない方なら5GBプランでも十分です。
他社eSIMとの比較
主要eSIMサービス比較(ベトナム7日間)
- Airalo:¥1,650(5GB)— 最安だが英語のみ
- Holafly:¥2,400(無制限)— 高速だが高価
- trifa:¥1,980(6GB)— 日本語対応
- タビシム:¥1,890(10GB)— バランス重視
タビシムが常に最安とは限りませんが、日本語サポート、円決済、設定の簡単さを考慮すると、初めてeSIMを使う方には最適です。
まとめ:ベトナム旅行にeSIMは必須
ベトナム3都市での実体験から、ベトナム eSIMの利便性は想像以上でした。空港での待ち時間ゼロ、安定した通信品質、コストパフォーマンスの高さ、どれを取ってもメリットが大きいです。
特に初回ベトナム旅行の方や、ハノイ・ホーチミン・ダナンを周遊予定の方には強くおすすめします。ベトナム向けeSIMなら、到着直後からストレスフリーなベトナム旅行を楽しめますよ。
次回の東南アジア旅行でも、間違いなくeSIMを選択します。まだeSIMとは何かよく分からない方も、一度試してみれば その便利さに驚くはずです。






