オセアニア旅行、スマホの通信はどうする?
オーストラリアやニュージーランドへの旅行では、移動距離が長く、観光スポット同士も離れていることが多いです。Googleマップなしで広大な国土を移動するのは、正直かなり不安。「現地でWi-Fiを探せばいい」という考えは、オセアニアでは通用しないことが多いです。
実際、GSMA Intelligence(2025年版レポート)によると、オーストラリアのモバイルデータ利用量は年々増加しており、旅行者がデータ通信に依存する傾向は世界的にも顕著です。また、日本の総務省の調査では、海外旅行中にスマートフォンを「ほぼ毎日使う」と答えた日本人は全体の約80%に上ります(総務省 令和5年度 情報通信白書)。
旅行前にeSIMを設定しておくだけで、空港に着いた瞬間から地図も翻訳も使えます。この記事では、オセアニア旅行でeSIMが特に役立つ5つの具体的な理由を解説します。
理由①:キャリアのローミング料金と比べてどのくらい安い?
キャリアの海外ローミングと旅行eSIMを比較すると、7泊8日のオセアニア旅行では数千円〜1万円以上の差が出ることがあります。特にオーストラリアは滞在日数が長くなりがちで、ローミング費用がかさみやすい目的地です。
主要キャリアの海外ローミング料金(2026年7月時点)は以下の通りです:
| キャリア | 料金体系 | オーストラリア適用 | 7日間の目安 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | 24時間定額 ¥980〜 | ◎対象 | 約¥6,860 |
| au | 24時間定額 ¥980〜 | ◎対象 | 約¥6,860 |
| ソフトバンク | 海外パケットし放題 最大¥2,980/日 | ◎対象 | 最大¥20,860 |
| ahamo | 20GB無料(15日間) | ◎対象 | 追加料金なし※ |
| タビシム eSIM | データ容量で選択 | ◎対象 | プランによる |
※ahamoは15日を超える滞在や20GBを超える使用で速度制限がかかります。ニュージーランドやフィジーなど複数国を周遊する場合は、対応国の確認が必要です。
ahamoユーザーへの注意点:ahamoの海外データ20GB無料は確かに魅力的ですが、2週間を超えるオセアニア旅行や、20GBを超えるヘビーユーザーには対応できません。また、ahamo契約自体が必要で、電話番号が変わる場合もあります。
タビシムのeSIMはオセアニア向けプランから目的地・日数・データ量に合わせて選べるため、「必要な分だけ」購入できます。ドコモ・au・ソフトバンク・ahamoどのキャリアを使っていても問題ありません。
理由②:オーストラリアとニュージーランドで現地SIMより便利な理由は?
現地SIMは安価に見えますが、オセアニアでは「入手の手間」と「デュアルSIM問題」がネックになります。eSIMなら日本を出発する前に設定が完了し、着いた瞬間からネットが使えます。
現地SIMの現実的なデメリット
オーストラリアのシドニー空港やメルボルン空港でSIMカードを購入しようとすると、到着ロビーの混雑した列に並ぶことになります。特にゴールデンウィークや年末年始の繁忙期は待ち時間が30分以上になることも。
さらに現地SIMに入れ替えると、日本の電話番号が一時的に使えなくなります。日本にいる家族や職場からの連絡を受け取れない、二段階認証のSMSが届かない、といったトラブルが起きやすいです。
eSIMのデュアルSIM運用が便利な理由
eSIMに対応したスマートフォン(iPhone XS以降、Galaxy S21以降、Pixel 3以降など)であれば、物理SIMとeSIMを同時に使うデュアルSIM運用が可能です。つまり:
- 物理SIM:日本の電話番号(通話・SMS受信)
- eSIM:タビシムのオセアニアデータプラン
この設定により、日本の番号はそのまま維持しながら、海外では格安データ通信を使えます。LINEもGoogleマップもInstagramも、普段通りに使えます。
eSIM対応機種の確認はeSIM対応機種一覧で確認できます。
理由③:フィジーやグアムなど離島リゾートでも使えるの?
フィジーやグアムなどの離島リゾートでも、eSIMは問題なく使えます。ただし、島の奥地やリゾート施設の敷地内では電波が弱くなることがあるため、事前に現地のネットワーク状況を把握しておくと安心です。
フィジーのeSIM事情
フィジーは観光客に人気の島国ですが、通信インフラは主要な島(ビチレブ島・ヴァヌアレブ島)に集中しています。ナディ国際空港周辺やスバ市内では4G LTEが安定していますが、離島のリゾートではWi-Fiのみの環境になることもあります。
タビシムのフィジーeSIMプランでは、現地の主要ネットワークに対応しており、ナディ空港到着時から接続可能です。
グアムのeSIM事情
グアムは日本から約3時間半と近く、日本人旅行者に人気の目的地です。タモン地区などの観光エリアでは4G LTEが安定しており、eSIMで快適に使えます。グアムのeSIMプラン詳細もあわせて確認してみてください。
ニュージーランドのeSIM事情
ニュージーランドはオークランドやウェリントンなどの都市部では5G/4G LTEが充実していますが、フィヨルドランドやミルフォードサウンドなど自然保護区では電波が届かないエリアもあります。ニュージーランドのeSIM情報で詳細なカバレッジを確認できます。
理由④:eSIMの設定はどのくらい簡単?
eSIMの設定は、QRコードを読み込むだけで完了します。慣れていない方でも5〜10分あれば設定できるシンプルなプロセスで、スマートフォンの基本操作ができれば問題ありません。
iPhoneでのeSIM設定手順(概要)
- タビシムでプランを購入し、QRコードをメールで受け取る
- iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」
- QRコードを読み取る(カメラで読み込むだけ)
- 「モバイル通信プランを追加」をタップして完了
- 現地到着後、eSIMをオンにする
詳しい手順はeSIM設定ガイドで画像付きで解説しています。iPhoneもAndroidも対応しています。
出発前に設定を完了させるのがポイント
eSIMは日本にいる間に設定を済ませておくのがベストです。現地のWi-Fiや空港のネット環境に頼らずに設定できるため、到着直後から使えます。タビシムでは購入後すぐにQRコードが届くので、フライト前日に設定しておくと安心です。
理由⑤:周遊旅行でも1枚のeSIMで対応できる?
オセアニアを複数国周遊する場合、eSIMのマルチカントリープランを使えば1枚のeSIMで対応できます。オーストラリア→ニュージーランド→フィジーと渡り歩く旅でも、SIMを差し替える必要がありません。
周遊旅行でのeSIMの使い方
例えば「オーストラリア10日間+ニュージーランド5日間」の旅行であれば、オセアニア対応のeSIMプランを1つ購入するだけでカバーできます。国境を越えるたびに新しいSIMを買い直す手間がなく、コストも抑えられます。
カリブ海旅行でeSIMが必要な理由でも解説していますが、複数の島や国を巡る旅行ではeSIMの「切り替え不要」という特徴が特に光ります。
WiFiルーターとの比較
WiFiルーターレンタルも選択肢の一つですが、オセアニアでは以下のデメリットがあります:
| 比較項目 | WiFiルーター | eSIM |
|---|---|---|
| 料金(7日間目安) | ¥2,100〜¥10,500 | プランによる |
| 受取・返却 | 空港カウンター必要 | 不要 |
| バッテリー管理 | 毎日充電が必要 | スマホと一体 |
| 複数人での共有 | ○可能 | △(1人1台) |
| 紛失リスク | あり | なし |
| 接続の安定性 | 機器に依存 | スマホ内蔵 |
1人旅や2人旅であれば、eSIMの方がトータルで便利なケースが多いです。3〜4人以上のグループ旅行でWiFiルーターを共有する場合は、コスト面でルーターが有利なこともあります。
オセアニア旅行のeSIM、どのプランを選べばいい?
プラン選びで迷ったら「滞在日数×1日あたりの使用量」で考えるのがシンプルです。動画をよく見る方は1日2〜3GB、地図とSNS程度なら1日500MB〜1GBを目安にしてください。
データ使用量の目安
| 使い方 | 1日の目安使用量 | 7日間の目安 |
|---|---|---|
| Googleマップ+SNS確認 | 約300〜500MB | 約2〜3.5GB |
| 動画視聴(YouTube等) | 約1〜3GB | 約7〜21GB |
| テレワーク(ビデオ会議含む) | 約2〜4GB | 約14〜28GB |
| LINEビデオ通話のみ | 約500MB〜1GB | 約3.5〜7GB |
旅行中のデータ使用量の詳しい計算方法はeSIMデータ容量ガイドで確認できます。
eSIMを初めて使う方へ
「eSIMって難しそう」と思っている方は、eSIMとは何か?基礎から解説を読んでみてください。仕組みから設定方法まで、初心者向けにわかりやすく解説しています。
また、海外旅行でeSIMは本当に必要?メリット・デメリットと代替手段を正直に比較では、eSIM・ローミング・現地SIM・WiFiルーターを公平に比較しているので、迷っている方はあわせてご覧ください。
オセアニア旅行でeSIMを使う際の注意点
eSIMは便利ですが、いくつかの注意点を押さえておくと安心です。事前に確認しておくことで、現地でのトラブルを防げます。
eSIM非対応端末には使えない
eSIMはすべてのスマートフォンで使えるわけではありません。古い機種(iPhone XS以前、一部のAndroid端末)はeSIM非対応の場合があります。購入前に必ずeSIM対応機種一覧で確認してください。
SIMロックの解除が必要な場合がある
格安SIM(MVNO)の端末や、キャリアで購入したスマートフォンの一部はSIMロックがかかっている場合があります。2021年10月以降に日本で販売されたスマートフォンは原則SIMフリーですが、それ以前の端末は確認が必要です。
データを使い切ったら?
タビシムのeSIMはデータを使い切ると速度が制限されるか、通信が停止します。旅行中にデータが足りなくなった場合は、追加プランを購入することで対応できます。eSIMのデータ容量と追加方法で詳しく解説しています。
通話・SMSは別途必要
タビシムのeSIMはデータ通信専用です。現地の電話番号への通話やSMSは含まれません。ただし、LINEやWhatsAppなどのメッセンジャーアプリを使った通話・メッセージは問題なく使えます。
他の旅行先でのeSIM活用事例
オセアニア以外でも、eSIMは世界中の旅行で活躍します。ベトナム旅行でeSIMを使うべき5つの理由やタイ旅行でeSIMを使うべき5つの理由でも、現地での具体的な活用法を紹介しています。
アメリカ旅行を予定している方はアメリカ旅行のeSIM完全ガイドも参考になります。また、eSIMを初めて使う方向けの海外旅行でeSIMを初めて使う完全ガイドでは、購入から設定、現地での使い方まで丁寧に解説しています。
FAQ
オセアニア旅行でeSIMとローミング、どちらがお得ですか?
滞在日数が3日以上であれば、多くの場合eSIMの方がコストを抑えられます。ドコモ・auの24時間定額は¥980〜ですが、7日間で約¥6,860になります。タビシムのeSIMは旅行日数とデータ量に応じたプランを選べるため、必要な分だけの費用で済みます。
オーストラリアでeSIMは問題なく使えますか?
オーストラリアの主要都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース)では4G LTE〜5Gが安定しており、eSIMで快適に使えます。内陸部や国立公園などの辺境エリアでは電波が届かないこともありますが、観光エリアでは基本的に問題ありません。
フィジーでもeSIMは使えますか?
フィジーのナディ国際空港周辺やスバ市内、主要リゾートエリアではeSIMが使えます。ただし、離島の小さなリゾートでは電波が届かず、Wi-Fiのみの環境になることがあります。事前に滞在先の通信環境を確認しておくと安心です。
eSIMを設定するタイミングはいつがいいですか?
出発の前日〜当日(日本国内)に設定するのがベストです。現地のWi-Fiや空港のネット環境に頼らず設定できるため、到着直後から使えます。タビシムでは購入後すぐにQRコードがメールで届くので、フライト前日の夜に設定しておくと安心です。
iPhoneとAndroid、どちらでもeSIMは使えますか?
iPhone XS(2018年)以降のモデルはeSIM対応です。AndroidはGalaxy S21以降、Pixel 3以降など多くの機種が対応していますが、機種によって異なります。eSIM対応機種一覧で事前に確認することをおすすめします。
データを使い切ったらどうなりますか?
タビシムのeSIMはデータを使い切ると通信が停止するか、速度が大幅に制限されます。旅行中に足りなくなった場合は、アプリやウェブサイトから追加プランを購入することで対応できます。長めの旅行や動画視聴が多い方は、余裕を持ったプランを選ぶのがおすすめです。
オセアニアを複数国周遊する場合、eSIMは1枚で対応できますか?
タビシムのオセアニア対応プランであれば、オーストラリア・ニュージーランド・フィジーなど複数国をカバーするプランがあります。国ごとにeSIMを買い直す必要がなく、1枚のeSIMで周遊旅行をカバーできます。ただし、対応国はプランによって異なるため、購入前に確認してください。
eSIMを使っている間、日本の電話番号は使えますか?
eSIM対応スマートフォンであれば、物理SIM(日本の電話番号)とeSIM(海外データ通信)を同時に使うデュアルSIM運用が可能です。日本の電話番号はそのまま維持されるため、二段階認証のSMSや家族からの電話も受け取れます。
まとめ:オセアニア旅行にeSIMが最適な理由
オセアニア旅行でeSIMが便利な理由を改めて整理すると:
- コスト削減:キャリアのローミングより大幅に安い場合が多い
- 到着直後から使える:空港でSIMを買う列に並ぶ必要なし
- 日本の番号を維持:デュアルSIM運用で二段階認証も安心
- 周遊対応:オーストラリア・NZ・フィジーを1枚でカバー
- 設定が簡単:QRコードを読み込むだけで5〜10分で完了
特に初めてオセアニアを旅行する方や、複数国を周遊する方にとって、eSIMは「一番ストレスの少ない通信手段」と言えます。
ahamoユーザーで15日以内の旅行なら追加料金なしで使えるahamoの海外データも魅力的ですが、それ以外のキャリアユーザーや長期旅行者には、eSIMが最もコスパの良い選択肢です。
タビシムのオセアニア向けeSIMプランで、旅行日数とデータ量に合ったプランを探してみてください。出発前の10分で、現地での通信の不安がなくなります。






