海外旅行でeSIMを使いたいけれど、自分のスマホが対応しているかわからない——そんな疑問を解決します。2026年現在、eSIM対応機種は大幅に増えましたが、すべてのスマホで使えるわけではありません。
この記事では、iPhone、Android、格安スマホまで、主要なeSIM対応機種を網羅的にリスト化。購入前の確認方法から、対応していない場合の代替案まで詳しく解説します。
iPhone のeSIM対応機種一覧
2026年時点で対応しているiPhone
iPhoneは2018年のiPhone XS以降、ほぼ全機種でeSIMに対応しています。
完全対応機種:
- iPhone 15シリーズ(15、15 Plus、15 Pro、15 Pro Max)
- iPhone 14シリーズ(14、14 Plus、14 Pro、14 Pro Max)
- iPhone 13シリーズ(13 mini、13、13 Pro、13 Pro Max)
- iPhone 12シリーズ(12 mini、12、12 Pro、12 Pro Max)
- iPhone 11シリーズ(11、11 Pro、11 Pro Max)
- iPhone XS、iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone SE(第2世代・2020年、第3世代・2022年)
iPhoneでeSIMを使うメリット
iPhoneのデュアルSIM機能を活用すれば、日本の電話番号を維持したまま海外でデータ通信が可能。例えば韓国旅行なら、日本のSIMカードはそのままで、eSIMでデータ通信だけ追加できます。
LINEやメールの受信も通常通り。キャリアの海外ローミング(1日980円〜)と比べて、大幅に通信費を節約できますよ。
iPhone Xとそれ以前の機種について
iPhone X、iPhone 8、iPhone 7以前の機種はeSIM非対応です。これらの機種では物理SIMカードの入れ替えが必要になります。
Android主要メーカーのeSIM対応状況
Samsung Galaxy シリーズ
Samsungは2019年以降の主要機種でeSIMに対応。特に日本で人気の機種は以下の通りです。
対応機種:
- Galaxy S24シリーズ(S24、S24+、S24 Ultra)
- Galaxy S23シリーズ(S23、S23+、S23 Ultra)
- Galaxy S22シリーズ(S22、S22+、S22 Ultra)
- Galaxy S21シリーズ(S21、S21+、S21 Ultra)
- Galaxy S20シリーズ(S20、S20+、S20 Ultra)
- Galaxy Note20、Note20 Ultra
- Galaxy Z Flip シリーズ(3、4、5)
- Galaxy Z Fold シリーズ(2、3、4、5)
Google Pixel シリーズ
Pixelは比較的早い段階からeSIMに対応。日本で購入できる機種はほぼ全て使えます。
対応機種:
- Pixel 8、Pixel 8 Pro
- Pixel 7、Pixel 7 Pro、Pixel 7a
- Pixel 6、Pixel 6 Pro、Pixel 6a
- Pixel 5、Pixel 5a
- Pixel 4、Pixel 4 XL、Pixel 4a、Pixel 4a (5G)
- Pixel 3、Pixel 3 XL
Sony Xperia シリーズ
XperiaのeSIM対応は2021年以降の機種が中心です。
対応機種:
- Xperia 1 V
- Xperia 5 V
- Xperia 1 IV
- Xperia 5 IV
- Xperia 10 V
- Xperia 10 IV
非対応機種:
- Xperia 1 III以前の機種
- Xperia 5 III以前の機種
- Xperia 10 III以前の機種
SHARP AQUOS シリーズ
AQUOSは2022年以降の一部機種でeSIMに対応しています。
対応機種:
- AQUOS R8、AQUOS R8 pro
- AQUOS sense7、AQUOS sense7 plus
- AQUOS wish3
格安スマホ・その他メーカーの対応状況
楽天モバイル オリジナル機種
楽天モバイルの自社ブランド機種は基本的にeSIMに対応。
対応機種:
- Rakuten Hand 5G
- Rakuten BIG s
- Rakuten BIG
OPPO
OPPOは2021年以降の上位機種でeSIMに対応。
対応機種:
- OPPO Find X5 Pro
- OPPO Reno9 A(一部モデル)
- OPPO A55s 5G(一部モデル)
Xiaomi
Xiaomiは海外版では対応していても、日本版では非対応の場合があります。
対応機種:
- Xiaomi 13T、Xiaomi 13T Pro
- Xiaomi 12T Pro(一部モデル)
Motorola
Motorolaは限定的にeSIMに対応。
対応機種:
- moto g53y 5G(一部キャリア版)
- motorola edge 30 pro
eSIM設定方法の機種別違い
iPhone での設定手順
- 設定 > モバイル通信 > モバイル通信プランを追加
- QRコードをスキャンまたは手動入力
- プランにラベルを付けて完了
iPhoneは設定が最もシンプル。日本語表示で迷うことはほとんどありません。
Android での設定手順
Androidは機種により若干異なりますが、基本的な流れは共通です。
Samsung Galaxy の場合:
- 設定 > 接続 > SIMマネージャー
- eSIMを追加 > QRコードスキャン
- ダウンロード完了後、データ通信設定で有効化
Google Pixel の場合:
- 設定 > ネットワークとインターネット > SIM
- SIMをダウンロード > QRコードスキャン
- 有効化して完了
設定時の注意点
- WiFi環境での設定を推奨(データ通信量節約のため)
- QRコードは一度しか使用できない
- 設定後は「データローミング」を有効にする必要がある場合あり
デュアルSIM機能の活用法
海外旅行での使い分け
主回線(物理SIM):日本の電話番号を維持、通話・SMS受信用 副回線(eSIM):現地でのデータ通信専用
この設定なら、台湾旅行でも日本からの着信を逃しません。LINEやメールも通常通り受信できます。
料金比較:eSIM vs キャリアローミング
| プラン | 7日間の料金 | データ量 |
|---|---|---|
| ドコモ海外定額 | 6,860円 | 無制限* |
| au世界データ定額 | 6,860円 | 無制限* |
| ソフトバンク海外パケットし放題 | 20,860円 | 無制限 |
| タビシムeSIM(例:タイ) | 1,200円〜 | 3GB〜 |
*国内プランの上限まで
ahamoユーザーなら15日間20GBまで追加料金なしですが、それを超える長期旅行や大容量利用にはeSIMが有効です。
購入前の対応確認方法
iPhone での確認手順
- 設定 > 一般 > 情報
- 「デジタルSIM」の項目があればeSIM対応
- または設定 > モバイル通信で「モバイル通信プランを追加」が表示されるか確認
Android での確認手順
方法1:設定から確認
- 設定 > ネットワークとインターネット > SIM
- 「SIMをダウンロード」や「eSIMを追加」の項目があるか確認
方法2:ダイヤルコードで確認
- 電話アプリで
*#06#を入力 - IMEI情報と一緒に「EID」が表示されればeSIM対応
キャリア版とSIMフリー版の違い
同じ機種でも、購入先により対応状況が異なる場合があります。
- キャリア版:一部機能が制限されている場合あり
- SIMフリー版:基本的に全機能利用可能
- 海外版:日本の電波法に適合していない場合あり
eSIM非対応の場合の代替案
物理SIMカードでの海外通信
eSIM非対応機種でも、物理SIMカードなら利用可能です。
メリット:
- 古い機種でも利用できる
- 設定が比較的簡単
デメリット:
- SIMカードの入れ替えが必要
- 日本のSIMカードを紛失するリスク
- デュアルSIM機能が使えない
WiFiルーターレンタル
料金相場:1日300〜1,500円 メリット:複数デバイスで共有可能 デメリット:バッテリー管理、返却手続きが必要
アメリカ旅行のような長期滞在なら、eSIM対応機種への買い替えを検討するのも選択肢の一つです。
キャリアの海外ローミング
設定不要で確実に使えますが、料金は最も高額。短期旅行や緊急時の選択肢として考えておきましょう。
まとめ:2026年のeSIM対応状況
eSIM対応機種は2026年現在、iPhone XS以降、Android主要メーカーの2020年以降の機種でほぼ対応済み。特にiPhoneユーザーなら、iPhone XS以降であれば問題なく利用できます。
格安スマホでは対応機種が限られるため、購入前の確認が重要。タイ旅行のような人気渡航先なら、eSIMの料金メリットは大きいので、対応機種への買い替えも検討する価値があります。
古い機種をお使いの方も、物理SIMやWiFiルーターという選択肢があります。自分の旅行スタイルと予算に合わせて、最適な方法を選んでくださいね。






