自分のスマホがeSIM対応かどうか、どうやって確認する?
eSIMが使えるかどうかは、端末の設定画面を開けば30秒で確認できます。iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」のメニューが表示されれば対応済み。Androidは機種によって表示が異なりますが、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」または「モバイルネットワーク」の中にeSIM追加オプションがあれば利用可能です。
ただし注意点があります。SIMロック解除済みかどうかも重要です。日本で購入したキャリアモデルの場合、SIMロックがかかっていると海外のeSIMプロファイルをインストールできないことがあります(2021年10月以降に購入した端末は原則SIMフリー)。
また、国内向けキャリアモデルの一部はeSIMスロットが無効化されているケースもあります。特に古いキャリアモデルを使っている場合は、後述の確認方法を参考にしてください。
iPhone:eSIM対応モデルは何から?
**iPhone XS(2018年発売)以降のすべてのiPhoneがeSIMに対応しています。**2026年現在、現行販売されているiPhoneはすべてeSIM対応であり、iPhone 16シリーズはeSIMのみ(物理SIMスロットなし)の構成も採用しています。
iPhoneのeSIM対応モデル一覧
| モデル | 発売年 | eSIM対応 | 物理SIM | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max | 2024 | ✅ | ✅(国内版) | デュアルeSIM対応 |
| iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max | 2023 | ✅ | ✅(国内版) | デュアルeSIM対応 |
| iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max | 2022 | ✅ | ✅(国内版) | 米国版はeSIM専用 |
| iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max | 2021 | ✅ | ✅ | デュアルeSIM対応 |
| iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max | 2020 | ✅ | ✅ | デュアルeSIM対応 |
| iPhone SE(第2世代) | 2020 | ✅ | ✅ | |
| iPhone SE(第3世代) | 2022 | ✅ | ✅ | |
| iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max | 2019 | ✅ | ✅ | |
| iPhone XS / XS Max / XR | 2018 | ✅ | ✅ | |
| iPhone X以前 | ~2017 | ❌ | ✅ | eSIM非対応 |
重要な注意点:日本国内のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入したiPhoneは、2021年10月以降のモデルであれば原則SIMフリーです。それ以前のモデルは、Apple公式サポートからSIMロック解除の確認ができます。
iPhoneのeSIM設定はどうやるの?
iPhoneでeSIMを設定する基本的な流れは「QRコードを読み取る→通信プランを追加する→デュアルSIM設定をする」の3ステップです。詳しい手順はiPhone・AndroidでのeSIM設定方法:5分で完了する手順を画像で解説で画像付きで解説しています。
Android:eSIM対応機種はどれ?Samsung・Pixel・その他
**AndroidのeSIM対応状況はメーカーによって大きく異なります。**Samsung GalaxyはS21以降のフラッグシップ全機種が対応、Google PixelはPixel 3a以降が対応しています。一方、OPPO・シャオミなどの格安スマホは機種ごとの確認が必要です。
Samsung Galaxy eSIM対応モデル
| シリーズ | 対応モデル | 備考 |
|---|---|---|
| Galaxy S25 / S25+ / S25 Ultra | ✅ | 2025年発売、デュアルeSIM |
| Galaxy S24 / S24+ / S24 Ultra / S24 FE | ✅ | デュアルeSIM |
| Galaxy S23 / S23+ / S23 Ultra | ✅ | |
| Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultra | ✅ | |
| Galaxy S21 / S21+ / S21 Ultra | ✅ | |
| Galaxy Z Fold 6 / Z Flip 6 | ✅ | 2024年発売 |
| Galaxy Z Fold 5 / Z Flip 5 | ✅ | |
| Galaxy Z Fold 4 / Z Flip 4 | ✅ | |
| Galaxy A54 / A55 | ✅ | ミドルレンジ |
| Galaxy A53 以前のAシリーズ | ❌(一部除く) | 機種ごとに要確認 |
注意:日本国内キャリア版のSamsungは、グローバル版と仕様が異なる場合があります。購入元のキャリアサイトで「eSIM対応」の記載を確認してください。
Google Pixel eSIM対応モデル
| モデル | 発売年 | eSIM対応 |
|---|---|---|
| Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL / 9 Pro Fold | 2024 | ✅ |
| Pixel 8 / 8 Pro / 8a | 2023–2024 | ✅ |
| Pixel 7 / 7 Pro / 7a | 2022–2023 | ✅ |
| Pixel 6 / 6 Pro / 6a | 2021–2022 | ✅ |
| Pixel 5 / 5a | 2020–2021 | ✅ |
| Pixel 4 / 4 XL / 4a | 2019–2020 | ✅ |
| Pixel 3a / 3a XL | 2019 | ✅ |
| Pixel 3 / 3 XL | 2018 | ✅(一部キャリアモデル除く) |
| Pixel 2以前 | ~2017 | ❌ |
Pixelシリーズは比較的早い段階からeSIMを積極的に採用しており、現在流通しているほとんどのPixelモデルで利用できます。
その他のAndroidメーカー
| メーカー | 対応状況 | 代表モデル |
|---|---|---|
| OPPO(オッポ) | 一部対応 | Find X7、Reno 10 Pro+ など |
| Xiaomi(シャオミ) | 一部対応 | Xiaomi 14、13T Pro など |
| Sony Xperia | 一部対応 | Xperia 1 VI、5 VI など |
| AQUOS(シャープ) | 一部対応 | AQUOS sense8、R8 など |
| arrows(富士通) | 一部対応 | arrows We2 など |
| HUAWEI | 原則非対応 | GMS非搭載のため実用上困難 |
格安スマホ(MVNO端末)はeSIM対応している?
**格安スマホの多くはeSIM対応機種を取り扱っていますが、端末自体のeSIM対応とMVNOのeSIMサービス提供は別の話です。**自分の端末がeSIM対応でも、契約しているMVNOがeSIMを提供していない場合は使えません。海外旅行用のeSIMはMVNOのeSIMサービスとは独立して利用できます。
格安スマホとして人気の以下の端末はeSIM対応です:
- OPPO Reno シリーズ(Reno 10 Pro以降)
- Xiaomi Redmi Note 13 Pro+
- motorola edge 50 Pro
- ASUS Zenfone 10
- Nothing Phone (2)
逆に、3万円以下の超格安スマホはeSIM非対応のケースが多いため、購入前にスペックシートで「eSIM」の記載を確認することをおすすめします。
eSIM非対応の端末でも海外でネットを使う方法はある?
**eSIM非対応の端末でも、海外でのデータ通信は可能です。**主な選択肢は①キャリアの海外ローミング、②現地SIMカード購入、③WiFiレンタルの3つです。ただし、コストや利便性の面でeSIMに劣る点が多いため、端末の買い替えも視野に入れる価値があります。
端末別おすすめ対応策
| 状況 | おすすめの方法 | 概算費用(7日間) |
|---|---|---|
| eSIM非対応、ドコモ契約 | 海外パケット定額(1日980円〜) | 約¥6,860〜 |
| eSIM非対応、ahamo契約 | 海外データ20GB無料(15日以内) | ¥0(ahamo月額内) |
| eSIM非対応、ソフトバンク契約 | 海外パケットし放題(最大¥2,980/日) | 約¥20,860〜 |
| eSIM非対応、どのキャリアでも | WiFiレンタル | ¥2,100〜¥10,500 |
| eSIM対応端末あり | タビシムeSIM | プランによる |
ahamoユーザーなら、追加料金なしで20GBまで海外でも使えるのは確かに魅力的です。ただし15日を超える旅行や、20GB以上使う場合は速度制限がかかります。eSIMとデータローミング徹底比較【2026年版】で各オプションの詳細を比較しているので参考にしてください。
eSIMの普及率はどのくらい?世界と日本の現状
GSMAの調査によると、2025年末時点でeSIM対応デバイスの出荷台数は累計で世界全体の約50%に達し、2030年までには主要市場でeSIMが標準規格になると予測されています(GSMA Intelligence, 2025)。
日本では、総務省の2024年度通信利用動向調査によれば、スマートフォンユーザーのうちeSIMを認知しているユーザーは約68%に上り、実際に利用経験があるユーザーも急増しています(総務省, 2024年度通信利用動向調査)。
また、Appleは2022年のiPhone 14(米国版)でeSIM専用モデルを発売し、物理SIMスロットを廃止。これが世界的なeSIM普及の大きな転換点となりました。日本版はまだ物理SIMを維持していますが、将来的には日本でもeSIM専用モデルに移行する可能性が高いと業界では見られています。
「eSIMは2030年までにスマートフォンの標準接続方式になる」— GSMA Intelligence, 2025年レポート
デュアルSIMとは?日本の番号を残しながら海外で使う方法
**デュアルSIMとは、1台のスマートフォンに2つのSIMプロファイルを同時に保持できる機能です。**日本の電話番号(物理SIMまたはeSIM)を維持したまま、海外旅行用のeSIMをもう1枚追加することで、日本への着信も受けながら現地のデータ通信を安く使えます。
デュアルSIMの使い方(旅行時)
- 日本のSIM(物理SIM or eSIM):通話・SMS受信用として維持
- 海外旅行用eSIM(タビシム等):データ通信専用として追加
- 設定:「データ通信」を海外eSIMに切り替え、「通話・SMS」は日本のSIMのまま
この設定をすることで、LINEの着信・Googleマップのナビ・SNSの更新がすべて海外eSIMのデータで動き、日本からの電話はそのまま受けられます。
eSIMのデュアルSIM設定の詳細はtabisim.jp/esim-settei-gaido/でも解説しています。
eSIM対応端末を選ぶときのチェックポイントは?
**端末を新しく購入する際は「eSIM対応」の記載だけでなく、デュアルSIM対応・SIMフリー・対応周波数帯の3点を必ず確認してください。**これらが揃っていないと、海外旅行での実用性が大きく下がります。
購入前チェックリスト
| 確認項目 | 確認方法 | 重要度 |
|---|---|---|
| eSIM対応 | スペック表に「eSIM」記載があるか | ★★★ |
| SIMフリー(またはSIMロック解除済み) | 購入元・設定で確認 | ★★★ |
| デュアルSIM対応 | スペック表「デュアルSIM」または「DSDV」記載 | ★★★ |
| 対応周波数帯(Band) | 旅先の主要バンドをカバーするか | ★★ |
| eSIMプロファイル保存数 | 複数の旅先プランを保存できるか | ★ |
特に**対応周波数帯(Band)**は見落としがちです。たとえばアメリカ旅行ではBand 12・Band 71(T-Mobile系)、ヨーロッパではBand 20・Band 28が重要です。最新のiPhoneやPixelはほぼすべてのバンドをカバーしていますが、古い端末や格安スマホは一部バンド非対応のことがあります。
eSIM対応端末でタビシムを使うと何が変わる?
**eSIM対応端末があれば、出発前にスマホだけで通信プランを購入・設定でき、空港でSIMを買う手間もレンタルWiFiを返却する手間もなくなります。**タビシムは200以上の国と地域に対応しており、QRコードをスキャンするだけで設定完了です。
具体的なメリットをまとめると:
- 到着直後からネット接続:飛行機を降りたらすぐにGoogleマップが使える
- 日本の番号はそのまま:デュアルSIMで着信も維持
- 円決済・日本語サポート:英語が苦手でも安心
- プランは旅行期間に合わせて選べる:1日〜30日以上まで対応
- データ使い切り後の対応も明確:速度制限または追加購入で対応
キャリアのローミングと比較すると、たとえばハワイ7日間の場合:
- ドコモ海外定額(1日980円×7日)= ¥6,860
- ソフトバンク海外パケットし放題(最大¥2,980/日×7日)= 最大¥20,860
- タビシムeSIM(ハワイ向けプラン)= プランにより異なる
コスト比較の詳細は海外でスマホ代を節約する完全ガイド:eSIM・ahamo・WiFiレンタル徹底比較をご覧ください。
対応機種の詳細はtabisim.jp/esim-taiou-kishu/でも確認できます。
eSIM設定でよくあるトラブルと解決方法
**eSIMの設定でつまずく原因のほとんどは「SIMロック」「eSIM非対応モデルの誤認」「QRコードの読み取りミス」の3つです。**事前に確認しておけば、ほぼすべてのトラブルは防げます。
よくあるトラブルと対処法
1. QRコードを読み取っても「eSIMを追加できません」と表示される → 端末がSIMロックされている可能性があります。設定→一般→情報→「SIMロック」の項目を確認してください。「SIMロックなし」と表示されていれば問題ありません。
2. eSIMプロファイルをインストールしたのに通信できない → データ通信の設定で「eSIM」を選択しているか確認してください。デュアルSIM設定で、データ通信先が日本のSIMのままになっているケースが多いです。
3. 「この端末はeSIMに対応していません」と表示される → 国内キャリアが販売したモデルの中には、eSIMスロットが無効化されているものがあります。メーカーまたはキャリアのサポートに問い合わせてください。
4. eSIMプロファイルが削除されてしまった → 端末の初期化やキャリア設定の更新でプロファイルが消えることがあります。購入したeSIMプロバイダーに再インストールの可否を確認してください。タビシムでは再インストール対応をサポートしています。
設定の詳細ガイドは海外旅行でeSIMを初めて使う完全ガイドで詳しく解説しています。
FAQ
自分のiPhoneがeSIM対応か確認する方法は?
「設定」→「モバイル通信」を開いて「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」のメニューが表示されれば対応しています。iPhone XS(2018年)以降のすべてのモデルがeSIM対応です。表示されない場合は、SIMロックがかかっているか、キャリアモデルで機能が制限されている可能性があります。
AndroidスマホでeSIMが使えるか確認する方法は?
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」または「モバイルネットワーク」の中に「eSIMを追加」などのオプションがあれば対応しています。メーカーや機種によって表示名が異なるため、見つからない場合はメーカーの公式サポートページでスペックを確認するのが確実です。
SIMロックがかかっているとeSIMは使えない?
SIMロックがかかっている端末では、契約しているキャリア以外のeSIMプロファイルをインストールできない場合があります。2021年10月以降に日本国内で購入した端末は原則SIMロックなしですが、それ以前のモデルは各キャリアのウェブサイトからSIMロック解除の手続きが必要です。解除は無料で行えます。
eSIMは何枚まで保存できる?
端末によって異なりますが、iPhoneは最大20件のeSIMプロファイルを保存でき、同時に2件(デュアルSIM)を有効化できます。Android端末は機種によって保存数が異なり、2〜5件程度が一般的です。旅行先ごとにプロファイルを保存しておけば、次の旅行時に再度インストールする手間が省けます(有効期限内であれば)。
格安スマホでもeSIMは使える?
格安スマホでもeSIM対応機種は増えています。OPPO Reno 10 Pro+、Xiaomi 13T Pro、motorola edge 50 Proなどが代表例です。ただし3万円以下の超格安モデルはeSIM非対応のケースが多いため、購入前にスペック表で「eSIM」の記載を確認することをおすすめします。
eSIM対応端末でも海外で使えないことはある?
端末がeSIM対応でも、対応周波数帯(Band)が旅先のネットワークと合わない場合は通信できないことがあります。また、中国本土ではeSIMの使用に制限がある場合があり、中国旅行でeSIMを使う前に知っておくべき5つの注意点で詳しく解説しています。渡航前に旅先の対応状況を確認するのが安心です。
eSIMを使うとき日本の電話番号は使えなくなる?
デュアルSIM対応端末であれば、日本のSIM(物理SIMまたはeSIM)と海外旅行用eSIMを同時に使えます。データ通信を海外eSIMに切り替えるだけで、日本への通話・SMSはそのまま受信できます。日本の番号が完全に使えなくなることはありません。
eSIM対応機種に買い替えるべきタイミングはいつ?
現在使っている端末がiPhone X以前、またはeSIM非対応のAndroidであれば、次の機種変更時にeSIM対応モデルを選ぶことをおすすめします。特に年に2回以上海外旅行に行く方は、eSIM対応端末への移行でローミング費用を大幅に節約できます。eSIM購入場所と失敗しない買い方ガイドも参考にしてください。
まとめ:2026年のeSIM対応状況と次のステップ
2026年現在、eSIMは特別な機能ではなく、スマートフォンの標準装備になりつつあります。iPhone XS以降・Samsung Galaxy S21以降・Pixel 3a以降といった主要モデルはほぼすべて対応済みで、格安スマホへの普及も進んでいます。
自分のスマホがeSIM対応かどうかは、設定画面を開けばすぐに確認できます。対応していれば、次の海外旅行からはeSIMを使うことで、空港でのSIM購入の列に並ぶ時間も、WiFiルーターの返却の手間も不要になります。
確認した結果、eSIM対応だった方へ:eSIMとは何か基本から知りたい方はこちら、または旅先別のプランはアメリカ旅行のeSIM完全ガイドなどの目的地別ガイドを参考にしてください。
海外旅行の通信コストは、正しい知識があれば大幅に削減できます。まずは自分の端末のeSIM対応を確認するところから始めてみてください。
※本記事の料金・機種情報は2026年7月時点のものです。最新情報は各キャリア・メーカーの公式サイトをご確認ください。






