シルバーウィークの海外旅行で使えるネット対策完全ガイド

シルバーウィーク(9月の連休)の海外旅行では、eSIMが最もコスパの高いネット対策です。キャリアの海外ローミングは1日980円〜2,980円かかるのに対し、eSIMなら渡航先・期間に応じて必要なデータ量だけ購入でき、出発前にスマホへ設定しておけば現地到着直後から使えます。韓国・台湾・東南アジアなどシルバーウィーク人気の行き先はすべてeSIM対応です。

文: Tabisim 編集部2026年8月31日
Panoramic aerial view of an Asian city skyline at golden hour, with modern skyscrapers and traditional architecture bathed in warm amber light

シルバーウィーク2026、人気の行き先はどこ?

シルバーウィークは毎年9月の連休で、2026年は9月19日(土)〜23日(水)の5連休が見込まれています。出国者数は年々回復傾向にあり、日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2024年の訪日外客数が過去最高を更新した一方、日本人の出国者数も2024年通年で約1,700万人に達し、コロナ禍前の水準に向けて着実に戻っています(JNTO 訪日外客統計)。

シルバーウィークの海外旅行先として人気が高いのは以下の地域です。

  • 韓国(ソウル・釜山)— フライト2〜3時間、弾丸旅行の定番
  • 台湾(台北・高雄)— グルメ・観光ともに充実
  • タイ(バンコク・プーケット)— 5連休ならリゾートも狙える
  • シンガポール— 都市観光とグルメ
  • ベトナム(ハノイ・ホーチミン)— 物価が安くリピーターも多い
  • ハワイ— 少し奮発して南国気分

これらの行き先に共通する課題が「現地でのネット環境」です。GoogleマップやNaverマップなしで韓国の路地を歩くのは難しいですし、タイでGrabを呼ぶにもデータ通信が必要。旅行の質を左右するインフラになっています。

海外ネット対策の選択肢を整理する

シルバーウィーク旅行でネットにつなぐ方法は大きく4つあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、旅行期間・同行者・行き先によって最適解が変わります。

① キャリアの海外ローミング(ドコモ・au・ソフトバンク)

大手3キャリアは「海外定額サービス」を提供しています。設定不要で使い慣れたスマホがそのまま使えるのが最大の魅力ですが、コストは高めです。

  • ドコモ「海外1dayパス」: 24時間980円(対象約70カ国)
  • au「世界データ定額」: 24時間980円(対象約100カ国)
  • ソフトバンク「海外パケットし放題」: 1日最大2,980円

5日間使うと、ドコモ・auでも4,900円、ソフトバンクなら最大14,900円。家族4人なら単純計算で最大59,600円にもなります。

② ahamo(ドコモ)の海外データ通信

ahamoは月額プランに海外データ通信が含まれており、追加料金なしで20GB・最長15日間まで利用できます(2026年6月時点)。これはシルバーウィーク旅行と相性が良く、すでにahamo契約者なら最有力候補です。

ただし注意点もあります。

  • 15日を超えると速度制限(128kbps)
  • ahamo契約が必要(ドコモ以外のユーザーは乗り換えが前提)
  • 20GBを超えると速度制限(追加購入は有料)
  • 通話は別料金

短期旅行かつahamo契約者には非常に優秀な選択肢です。一方、5日間で20GBを使い切るヘビーユーザーや、ahamo以外のキャリアを使っている方にはeSIMが現実的です。

③ 海外WiFiルーターのレンタル

空港カウンターやオンラインで借りられるポケットWiFiです。複数人でシェアできるため、家族旅行では選ばれることがあります。

  • 費用: 1日300〜1,500円 × 台数 + 送料・受取費用
  • デメリット: 充電が必要、紛失・破損リスク、返却の手間、バッテリー切れの不安

eSIMが普及した現在、1人1台スマホを持つ旅行者にとってはメリットが薄れています。

④ 現地SIMカード

現地の空港や街中でSIMカードを購入する方法。データ量が多く安価ですが、SIMカードの差し替えが必要で、その間は日本の電話番号が使えなくなります。また、到着直後は通信できないため、空港内での情報収集に不便です。

⑤ eSIM(タビシムなど)

物理SIMの差し替えなしに、スマホへデータ通信プランを追加する方法。出発前に設定を済ませておけば、現地到着直後からネットが使えます。デュアルSIM対応端末なら日本の電話番号を維持したまま海外データ通信が可能です。

各ネット対策の料金を徹底比較

実際の費用感を表で確認しましょう。以下は**韓国5日間旅行(1人)**を想定した比較です(2026年8月時点の参考価格)。

方法5日間の目安費用日本の番号設定の手間
ドコモ海外1dayパス約¥4,900○ほぼ不要
au世界データ定額約¥4,900○ほぼ不要
ソフトバンク海外パケット最大¥14,900○ほぼ不要
ahamo(20GB込み)¥0(月額内)○不要
海外WiFiレンタル¥1,500〜¥7,500○受取・返却あり
現地SIM¥500〜¥2,000✕SIM差し替え
タビシム eSIM(韓国)プランによる○出発前に設定

※料金はすべて参考値。キャリア料金は2026年8月時点のもので変動する場合があります。

ポイントは、ahamoユーザーにとっては追加費用ゼロが最強ですが、それ以外のキャリアユーザーにとってはeSIMが価格・利便性のバランスで優れているということです。

eSIMとは何か?仕組みを簡単に説明

eSIM(Embedded SIM)は、スマートフォンに内蔵された小さなチップに、通信プランを書き込む技術です。物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、QRコードをスキャンするだけで海外の通信プランを追加できます。

eSIMの基本的な仕組みについてはこちらで詳しく解説しています。

GSMAの報告によると、2025年時点でグローバルのeSIM対応デバイス出荷数は累計で数十億台を超えており、スマートフォン市場における普及は急速に進んでいます(GSMA Intelligence)。

主なeSIM対応スマートフォン(2026年時点):

  • iPhone XS以降(iPhone 15/16シリーズは物理SIMトレイなしのモデルも)
  • Galaxy S21以降(国内版は一部制限あり)
  • Google Pixel 3a以降
  • その他多数のAndroid端末

自分のスマホがeSIM対応かどうかはeSIM対応機種一覧で確認できます。

シルバーウィーク旅行にeSIMがおすすめな理由

シルバーウィークの旅行スタイルに、eSIMは特に向いています。その理由を具体的に説明します。

1. 空港でSIMを買う列に並ばなくていい

9月の連休は出国ラッシュです。仁川空港や桃園空港でSIMカードを買おうとすると、長蛇の列ができることも。eSIMなら出発前に設定を済ませておけば、飛行機を降りた瞬間からネットが使えます。

2. 日本の電話番号がそのまま使える

デュアルSIM対応スマホなら、日本のSIMとeSIMを同時に使えます。家族や職場からの電話・SMSは日本番号で受けつつ、データ通信はeSIMで。LINEも普通に使えます。

3. 必要な分だけ購入できる

3日間なら3日分、5日間なら5日分のプランを選べます。キャリアローミングのように「使わない日も課金」ということがありません。

4. 複数人分を個別に手配できる

ポケットWiFiをシェアすると、1人がバッテリー切れになると全員が困ります。eSIMなら各自のスマホに入れておけるため、バラバラに行動する旅行でも安心です。

韓国・台湾・タイ・ベトナムのeSIM事情

シルバーウィーク人気の行き先ごとに、eSIMの使い勝手をまとめます。

韓国

韓国は5G・LTEともに整備が進んでおり、ソウル市内はもちろん、釜山・済州島でも安定した通信環境が期待できます。韓国のeSIM詳細はこちらをご覧ください。

台湾

台湾は全土にわたって4G LTEが充実しており、台北市内では5Gも利用可能です。MRTや高速鉄道(台鉄・新幹線)の車内でも通信が安定しています。台湾のeSIM情報はこちら。

タイ

バンコク市内・主要観光地は4G LTEが安定。プーケット・チェンマイなどリゾートエリアでも概ね問題なく使えます。タイのeSIM詳細はこちら。

ベトナム

ハノイ・ホーチミン市内は4G LTEが普及。地方部や山岳地帯は電波が弱いエリアもありますが、観光スポット周辺は問題なし。ベトナムのeSIM情報はこちら。

シンガポール

国土が小さく、全域で5G・LTEが安定。eSIMの相性も非常に良い行き先です。

eSIMの設定方法は?難しくない?

eSIMの設定は、QRコードをスキャンするだけなので、スマホの基本操作ができれば問題ありません。手順は以下の通りです。

iPhone(iOS 18以降)の場合:

  1. 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」
  2. タビシムから届いたQRコードを読み取る
  3. プランを確認して「続ける」をタップ
  4. 現地でeSIMをオンにする

Android(Pixel・Galaxy等)の場合:

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「SIMを追加」
  2. QRコードをスキャン
  3. 案内に従って設定完了

詳しいステップバイステップの手順はeSIM設定ガイドで機種別に解説しています。

設定のベストタイミング: 出発の1〜3日前に設定しておくのがおすすめです。当日のバタバタを避けられますし、万一トラブルがあってもサポートに連絡する時間があります。

データ量はどのくらい必要?

旅行中のデータ使用量は、旅行スタイルによって大きく異なります。シルバーウィーク旅行(4〜5日間)の目安は以下の通りです。

使い方1日の目安5日間の目安
地図・SNS・調べ物のみ約300〜500MB約1.5〜2.5GB
動画は見ない・普通の使い方約500MB〜1GB約2.5〜5GB
動画ストリーミングあり約1〜3GB約5〜15GB
テザリングで複数台接続約2GB〜約10GB〜

GoogleマップやNaverマップを常時起動しても、1日500MB程度に収まることが多いです。動画をよく見る方や、テザリングでタブレットやノートPCも使いたい方は、余裕を持ったプランを選びましょう。

データ使用量の詳しい目安についてはeSIMのデータ容量ガイドも参考にしてください。

キャリアローミングとeSIM、どちらが得か?正直に比較

「結局どっちが安いの?」という疑問に正直に答えます。

ahamoユーザーなら: ahamoの20GB(追加料金なし)が最強コスパです。ただし15日を超える旅行や、20GBを超えそうな場合はeSIMの追加購入も検討を。

ドコモ・au(ahamo以外)ユーザーなら: 5日間で4,900円かかるローミングより、eSIMの方が安くなるケースが多いです。特に韓国・台湾・東南アジアは競合も多く、eSIMの価格は下がっています。

ソフトバンクユーザーなら: 1日最大2,980円のローミングは5日間で最大14,900円。eSIMへの乗り換えメリットが最も大きいです。

楽天モバイルユーザーなら: 楽天モバイルは海外ローミング(2GBまで無料、超過後は0.5Mbpsで使い放題)があり、短期旅行なら十分な場合も。ただし対応国・速度は確認が必要です。

正直なところ、タビシムが常に最安とは限りません。Airaloなど他社も競争力のあるプランを提供しています。ただ、日本語サポートが必要な方、円決済が楽な方、設定でわからないことがあったときに日本語で聞きたい方には、タビシムの安心感は大きな価値です。

eSIMを使う前に確認すること

eSIMを購入する前に、以下の3点を必ず確認してください。

1. スマホがeSIM対応かどうか iPhone XS以降、Galaxy S21以降、Pixel 3a以降など多くの機種が対応していますが、格安スマホや古い機種は非対応の場合があります。

2. SIMロックが解除されているかどうか 2021年10月以降に購入した端末はSIMロック解除が原則義務化されています(総務省の行政指導による)。それ以前の端末は要確認です。

3. eSIMの残枠があるかどうか iPhoneは最大8枚のeSIMを保存できますが、同時に使えるのは2枚まで。古いeSIMは削除しておきましょう。

シルバーウィーク旅行のネット対策チェックリスト

出発前に確認しておきたい項目をまとめました。

出発2週間前〜1週間前

  • スマホのeSIM対応確認
  • SIMロック解除の確認
  • 渡航先・日程に合ったeSIMプランを選ぶ
  • 購入・QRコード受け取り

出発3日前〜前日

  • eSIMの設定(QRコードスキャン)
  • 現地で使うアプリのオフラインマップをダウンロード
  • 重要な予約確認書をスクリーンショット保存

出発当日・現地到着後

  • 機内モードを解除してeSIMをオン
  • データ通信が繋がることを確認
  • 日本のSIMは着信のみ(データ通信はオフ)に設定

FAQ

シルバーウィークに韓国・台湾へ行くなら、eSIMとローミングどちらがおすすめですか?

ahamoユーザーであれば、追加費用なしで20GBまで使えるため、ローミングが最有力です。それ以外のキャリアユーザーは、5日間のローミング費用(4,900円〜)と比べてeSIMの方がコスパに優れるケースが多く、eSIMをおすすめします。到着直後から使える点も大きなメリットです。

eSIMを設定したら、日本の電話番号は使えなくなりますか?

デュアルSIM対応スマートフォンであれば、日本のSIM(物理SIM)とeSIMを同時に使えます。日本の番号への電話・SMSはそのまま受け取れ、データ通信だけeSIMで行うという使い方が可能です。iPhone 15/16シリーズやGoogle Pixelシリーズなど多くの最新機種がデュアルSIMに対応しています。

eSIMはどこで購入できますか?空港でも買えますか?

タビシムなどのeSIMはオンラインで購入・設定が完結します。空港での購入は不要で、むしろ出発前に自宅でゆっくり設定しておくことをおすすめします。出発当日に設定しようとするとバタバタしやすいため、1〜3日前に済ませておくのが理想的です。

データを使い切ったらどうなりますか?

プランのデータ容量を使い切ると、通信が停止するか、速度制限(低速)になります(プランによって異なります)。追加データを購入するか、新しいプランを購入することで通信を再開できます。旅行中に使い切らないよう、余裕を持ったデータ量のプランを選ぶことをおすすめします。

eSIMは格安スマホでも使えますか?

格安スマホ(MVNO)の回線契約とeSIMは別の話です。スマートフォン本体がeSIM対応であれば、どのキャリアの回線契約をしていても、タビシムのeSIMは使えます。ただし端末自体がeSIM非対応の場合は利用できないため、まずは機種の対応状況を確認してください。

家族4人でシルバーウィーク旅行をする場合、eSIMとポケットWiFiどちらが良いですか?

全員がeSIM対応スマホを持っている場合は、各自にeSIMを用意する方が便利です。バッテリー切れや行動がバラバラになるリスクがなく、それぞれが安定して通信できます。一方、子どもや高齢者のスマホがeSIM非対応の場合は、ポケットWiFiと組み合わせるのも一つの方法です。

eSIMの設定に失敗したらどうすればいいですか?

タビシムは日本語カスタマーサポートに対応しているため、設定でわからないことがあれば問い合わせできます。また、eSIM設定ガイドでiPhone・Android別の手順を詳しく解説しています。出発直前ではなく、余裕を持って設定しておくことで、万一のトラブルにも対応できます。

シルバーウィークの旅行で何GBのプランを選べばいいですか?

4〜5日間の旅行で、地図・SNS・調べ物程度の使い方なら3GBで十分なことが多いです。動画もある程度見たい場合は5〜8GB、テザリングも使いたい場合は10GB以上を目安にしてください。迷ったら少し多めのプランを選ぶ方が、旅行中にデータ残量を気にするストレスがなくて快適です。

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